自称阪神タイガース評論家（跡地）

いや、いけませんいけません！新外国人の「衝撃デビュー」ほどタチの悪いものはありません。だいたいその後、「あれ？」と来て、「えーと…」と来て、「おいおい」となったら、「要らんやろ」まで一直線ということになっている（笑）。まだ見ぬ欠点がどこにあるのか知らないが、この時期市場に転がっていた投手だからね、過度な期待をしちゃいかんよ。
私？むっちゃくちゃ期待しとりまんがな（笑）。軍人っぽい恐ろしさがGood！！

報道では、福原が二軍戦に登板（２回４安打３失点）、林が外でフリー打撃。それぞれまだもうちょっと時間が必要のようだが、もうじき戻って来られるかな。


「虎未勝利」金村曉ｖｓ「名球会イーシャンテン」山本昌。どっちもナインから「勝ちをつけてあげたい」と思われている対決。
４回、エラー出塁をなんとか生かして鳥谷クリーンヒットで１点先制。金村５回を投げきったところで、代打が出て交代。タイガースの陣容なら「替えた方が確実」という判断だったのだろうが、そこに少しでも「なんとか金村に勝ちをつけてやりたいし」という温情が入っていたとするなら、逆に上手くいかないものだ。不思議なことだけど。
自分の力でつかみ取れ！完投するつもりで投げろ！と突き放してやると、おそらく７回あたりにへばって逆転されちゃうだろう。でもそうしたらきっとそのウラ、ナインのハートに火が点いて、金村さんを勝たせなきゃダメだ！と炎の大逆転となっただろう。そんなもんだ（ホントか？ｗ）。
いやでもね、そういう気持ちを奮い立たせるような、意気に感じるような選手起用は必要だと思うよ。個人を大事にすることは悪いことじゃない。大事にするやり方を間違えないよう。

それにしても６回の６失点にはまいっちゃったね。２番荒木からという要注意の打順、思惑通りスライダーの連投で二ゴロに打ち取ったと思ったら関本固まってファンブル。抑えなきゃと意識過剰になってしまったのか、球がうわずり、不運なヒットも挟まって連打連打、止まらなくなっちゃった。でもここはドラゴンズの集中力を褒めておこう。今までずいぶんとめぐりの悪いことになっていたが、昌さんのためにという心で一つになって、運が向いたのだと思う。ナベにとっては損な役回りだったけど、たまにこうやっていっぺんに不運を被っておけば、またぽつぽつぽつぽつとちょっとずつの幸運を浴することができるだろう。うん、そうに違いない（笑）。

関本もエラーを取り返す反撃の３ラン、立派立派。あれで試合がわからなくなって、その後チャンスもあったけれど、あと一歩及ばなかった。
そうそう反撃の起点は、この日も阿部のピシャリから、立派立派。
まあ、この試合は「追いつかない程度の反撃」で良しとしよう。昌の２００勝にもっとも貢献した球団として、ご祝儀は前渡ししておいた方が良いだろう。後からまたごっそり取られるよりはね（笑）。