2008.12.12 Friday
オープン戦の日程発表(NPB公式)。
開幕直前に広島市民球場でタイガース戦あり。「閉店セール!」の表示が数年出っぱなしの店が思い浮かんだが、まあいつまでも名残惜しいのは本当だからいいか(笑)。
「良い背番号」の期待に応えられていない選手たちから一斉剥奪?(サンスポ)15太陽、17金村大、18杉山、19筒井がその対象だとか。まあ監督も変わって、チームも大きく変わらなきゃいけない時期だから、それくらいのこともして良いと思う。考えたらこの近辺13、14、15、17、18、19、20とほとんど連続で、思うような成績が残せてないもんなぁ。全部決まったらまた九九表を作ろうっと。
「輝く瞬間〜賢介ファン的ファイターズ応援ブログ〜」(by こなつさん)の「「才能」を集める〜機動力とは盗塁のみにあらず〜」という記事がとても面白い。詳しくはそちらを読んでいただくとして、ショッキングだったのが「走者が外野への単打で2つ以上の塁を陥れる確率」というリスト。1位ファイターズの48.5%(!)に対し、12位のタイガースが36.5%。なんと11位のベイスターズから3.0%も引き離されたダンベリなのだ。
今季の序盤タイガースが絶好調だった時、今年のタイガースは変わった!と思わせた象徴が、この「2コマ取り」だった。去年の各駅停車とはまったく違った積極走塁で、チームは勢いに乗った。チームが萎縮し始めた夏場、打てないだけでなく積極走塁も影を潜めたことには気づいていた。数少ない出塁をムダにできないという考えだったんだろうけどね。しかし、1年トータルするとここまでの差になってしまっていようとは、正直ショック以外のなにものでもない。
記事によると、出展は週刊ベースボールタイムズで「ベスト三塁コーチ賞」選出の指標として使われていたとのこと。これからはBT読もうっと。さて、こなつさんが指摘する通り、これは単に三塁コーチャーの資質を示すだけでなく、いろいろなことを物語る数字だ。まずは、脚力のある選手を集め戦力として活用しているのだから、まずそこに明確な編成やチーム方針がある。さらにはヒットエンドランを多用するかどうか、またヒットエンドランの成功率を上げるだけの訓練を重ねているかどうかが大きいように思う。さらには普段から一つ先の塁を狙うことへの意識付け、もちろん選手個々の走者としての技量も重要。これには脚力やスライディング技術だけでなく、情報分析力(守備位置や予想される打球)、瞬間的な判断力(打球の見極め)、集中力という要素が含まれる。あるいはつまらないところでは、球場の広さや芝の質、相手の守備力などもこの数字を左右させているだろう。
そしてもう一つ忘れてはならないのが、打者の技術だ。丸いバットを丸く振って丸い球を打つ以上、打球を意のままに操るというのはムリなこと。しかし、ある程度の意図を持って、どういう打球を打ちたいか、そのためには相手のどういう球を狙っていくか、その球はどういう配球で現れるか…そうした思考のもとに、意図した打球を打つということが行われているチームと、そうでないチームの差も、この数字に反映されるだろう。
単打で2コマ取るやり方はたくさんあって、タイガースもそれに取り組んだはずだった。それによってチームに勢いが増すことも良くわかっていた。しかし結果はこれだ。ここは絶対に見逃せないポイントだと思う。
「良い背番号」の期待に応えられていない選手たちから一斉剥奪?(サンスポ)15太陽、17金村大、18杉山、19筒井がその対象だとか。まあ監督も変わって、チームも大きく変わらなきゃいけない時期だから、それくらいのこともして良いと思う。考えたらこの近辺13、14、15、17、18、19、20とほとんど連続で、思うような成績が残せてないもんなぁ。全部決まったらまた九九表を作ろうっと。
「輝く瞬間〜賢介ファン的ファイターズ応援ブログ〜」(by こなつさん)の「「才能」を集める〜機動力とは盗塁のみにあらず〜」という記事がとても面白い。詳しくはそちらを読んでいただくとして、ショッキングだったのが「走者が外野への単打で2つ以上の塁を陥れる確率」というリスト。1位ファイターズの48.5%(!)に対し、12位のタイガースが36.5%。なんと11位のベイスターズから3.0%も引き離されたダンベリなのだ。
今季の序盤タイガースが絶好調だった時、今年のタイガースは変わった!と思わせた象徴が、この「2コマ取り」だった。去年の各駅停車とはまったく違った積極走塁で、チームは勢いに乗った。チームが萎縮し始めた夏場、打てないだけでなく積極走塁も影を潜めたことには気づいていた。数少ない出塁をムダにできないという考えだったんだろうけどね。しかし、1年トータルするとここまでの差になってしまっていようとは、正直ショック以外のなにものでもない。
記事によると、出展は週刊ベースボールタイムズで「ベスト三塁コーチ賞」選出の指標として使われていたとのこと。これからはBT読もうっと。さて、こなつさんが指摘する通り、これは単に三塁コーチャーの資質を示すだけでなく、いろいろなことを物語る数字だ。まずは、脚力のある選手を集め戦力として活用しているのだから、まずそこに明確な編成やチーム方針がある。さらにはヒットエンドランを多用するかどうか、またヒットエンドランの成功率を上げるだけの訓練を重ねているかどうかが大きいように思う。さらには普段から一つ先の塁を狙うことへの意識付け、もちろん選手個々の走者としての技量も重要。これには脚力やスライディング技術だけでなく、情報分析力(守備位置や予想される打球)、瞬間的な判断力(打球の見極め)、集中力という要素が含まれる。あるいはつまらないところでは、球場の広さや芝の質、相手の守備力などもこの数字を左右させているだろう。
そしてもう一つ忘れてはならないのが、打者の技術だ。丸いバットを丸く振って丸い球を打つ以上、打球を意のままに操るというのはムリなこと。しかし、ある程度の意図を持って、どういう打球を打ちたいか、そのためには相手のどういう球を狙っていくか、その球はどういう配球で現れるか…そうした思考のもとに、意図した打球を打つということが行われているチームと、そうでないチームの差も、この数字に反映されるだろう。
単打で2コマ取るやり方はたくさんあって、タイガースもそれに取り組んだはずだった。それによってチームに勢いが増すことも良くわかっていた。しかし結果はこれだ。ここは絶対に見逃せないポイントだと思う。