自称阪神タイガース評論家（跡地）

「評論家たちの声」も活況。ずーっとその主役は桧山が務めると決まっていたのだが、ここ数年は林、桜井が、外国人に負けずに奪い取れるかという図式になってきた。なんでも良いから、早いとこ誰か取れやと言いたい気分だ（笑）。

　しかし赤星も言っているように（サンスポ）、ライトというのは守備力が大切なポジション。一塁走者をワンヒットで三塁まで行かせないことがどれだけ大切か。打球判断が良く、後ろの打球に強ければ、守備位置は前に構えられる。そうすれば打球処理までの時間を短縮でき、進塁を抑止できる。もちろん、走力、送球の強さと正確性が必要だ。特に外野が広く、浜風のせいでなかなかフェンスを越えない甲子園球場なら、ライトの守備力によって失点が大きく違ってくるだろう。

　ライトの選手に任せられる打順は６番以後の下位になるだろう。もちろんホームランも打ってくれればそれに越したことはないが、甘い球を叩けて、追い込まれても簡単にアウトにならいような打者がチーム全体の方向性にマッチすると私は思う。

　真弓監督自身、打つだけじゃない総合力に優れた外野手だった。外野に動く前はショートを守っていたから、ひょっとしたら将来的に鳥谷のライトコンバートも考えるかもしれないな。もちろん今すぐはないけどね。
　ともかく、守備力の劣る林、桜井についてはキャンプでみっちり鍛えようと考えていると思うし、私はぜひそうあって欲しいと思っている。