自称阪神タイガース評論家（跡地）

規定違反の調査を行うのが主な役目。さらに当面年俸調停委員会を兼ねることになっていて、初代労組選手会長として労使関係に詳しいということが岡田氏選考理由であるとのこと。
　０４年の球界再編騒動の時には、現場にありながら「縮小１リーグ制支持」を公言するなど、独自の論を持つ人ではあるが、着眼点やツッコミの鋭いところも（たまに）ある。仕事は限定的だろうが、有名無実化している改善策を見つけては、「規定違反だ！」と噛みついて欲しいと思う。
　またコミッショナー顧問も発表。なんと話題の「政府高官」役人トップの官房副長官経験者・古川貞二郎も入る。はてさてこういう人事が、執行役としてのコミッショナー権限の強化に繋がるのかどうか。王さんやらキッコーマン会長やら元東京地検特捜部部長やら、「権威」は間違いなく強いけれど。まずはビジョンを掲げてもらえると嬉しい。


　１０点差オーバーコールド勝ちの次は、０−１完封負け。「これが野球」なんて知ったような口きかないで欲しいよ。そんなこたあみんな百も承知。その短期決戦の痺れる１点をどうやってひねり出すか、そこが問題なんだから。まあ、まだ手の内を見せる時期にあらずというワケだろう、もちろん。
　さ、本番はこれからだからね。２位になっちゃったものは仕方ないけど、別にやらなきゃいけないことは一緒だからね。

　しかし私はその試合を語る任にない。ちょうど新幹線の車中だったので、携帯で経過をチェックするのみ。ニュースでちらっと映像を見たのみ。負けて悔しいのはもちろんあるけど、でもあの大味の大勝と、ピリピリの僅差、せっかくたくさんの人が見ている機会なので、どっちもあったのは良かったかも。勝てばもっと良かったけどね。

　ラジオは出演は意外と楽しんじゃった。はじめはそりゃもう生放送の緊張感でドキドキだったけど、亀ちゃんはじめ出演者の皆さんやスタッフの方がなにかにつけて気を使ってくれたので、最後はかなりリラックスしちゃって、普通の「虎好きたちの会話」状態になってしまったような（笑）。でもさすがに何しゃべったかあんまり憶えてない（笑）。終わった後は、言いようのない開放感と脱力感があったのは憶えているけど。
　でも１時間なんてあっという間だね。ああいう集中した濃密な時間を一緒に過ごした亀ちゃん、近藤亨さん、三瓶京子さんはもう他人じゃありません（笑）。またしても、とっても貴重な経験をさせてもらったのであった。