2009.04.17 Friday
調子の良い時にポンと使ってやって、自信をつけてそのままクセ球の左腕リリーフとして戦力化してくれると良いのだが。代わって二軍に行ったのが先発ローテの石川。故障という話は聞こえてこないので、前日の調整登板を含めたここまでの調子を見ての判断か。空いた穴を埋めるのは誰なのか。下で結果を残している蕭や小嶋を上げてくる?それとも一人少ない中5日ローテを基本とするのか。捻挫した安藤の登板ははいつ?谷間を埋める阿部先発、江草先発もある?なかなか興味深い。
HRが合わせて4本。この日はいつもの右から左への浜風とは逆の雨風だったのでライトへのHRも納得。帰りがけに聞いていたラジオで言っていたが、選手たちが言うには、両側に延伸した銀傘の影響でグラウンドレベルの気流がガラッと変わったとのこと。銀傘下で受け止めた風が跳ね返ってセンター方向、ライト方向へ向かって、下から上へ吹き上げるような気流が生まれていて、特にライナー性の低い打球が良く伸びていくのだという。森野、和田のセンターへのHRはまさにそんな感じだった。今年は甲子園球場の野球が大きく変わりそうだ。
久保は初回にもらった2点のリードをソロHR2本で吐き出してしまったけれど、良い投球だった。いずれのHRも打った方を褒めるべきで、投手に責任のある球じゃない。勝ちがつかなかったのは全員にとって残念だったろうから次回ね。しっかり点をプレゼントしてやろう。
アッチソンが完璧な超高速(間合いが)投球で勝ち試合のリズムを作る。7回表「魔の風船握りイニング」をちゃっちゃっと片付けて勝ち越しを生み、8回表もちゃっちゃっと片付けて試合を確定させた。現在の野球は、こういうオートメーションがどうしても必要だ。
藤川は素晴らしい球を投げていた。狙ったところに回転の良い直球がズパーンと決まっていた。森野は「ごめんなさい」の見逃し三振。ブランコはミットに入ってから「オーノー!」の空振り三振。ところが「あと一人」で和田が素晴らしい150km/hの低め直球をセンターへ一発。どうしてもこの打者にはドンピシャ合ってしまうらしい。もう1点あって良かったよ。気を取り直して野本を空振り三振で試合終了。
その最後の球を受けたスタメンマスク岡崎の嬉しそうだったこと。ちょっとガッカリ顔の藤川にボールを渡した。僅差の試合、まるまる本塁を守って勝利に導いた満足感が伝わってきた。大きな自信がついただろう。4安打しか打たれてないんだからね。うち3本がHRだけど、3投手を十分良いリードで引っ張ったと思う。
先制機で鳥谷に待望の1号2ランが飛び出して、同点に追いつかれた7回ウラにも二死からしぶとく一二塁間を抜くタイムリー。守備でも反応良く足が動いた。鳥谷が軽快さを出して行かないといけないよね。そういう意味では7回二死一三塁、フルカウントで金本の右翼線二塁打で一走鳥谷を三塁に止めてしまった走塁はいただけない。たしかにクッションボールの処理は良かったが、自動スタートのこの場面、4番金本の「もう1打点」、アウトになったって突っ込ませて欲しかった。きっとアウトにはならなかっただろうし。
ということで金本はこの日も3安打1打点。そのタイムリー二塁打は紙一重のハーフスイング(振ってたねw)から命拾いの一撃は、まさに技あり。逃げて落ちていく球をうまくひっかけて下半身の力で運んでいく。頼りになる。
トリも新井ももうちょっと元気になってきたら、面白い打線になるんだけどね。気配はあるよ。
◇4月16日(木)阪神−中日2回戦(1勝1敗、18時、甲子園、40195人)
中 日 000 101 001−3
阪 神 200 000 20×−4
【中日】●浅尾(1勝2敗) パヤノ 斉藤 清水昭
【阪神】久保 ○アッチソン(1勝0敗) S藤川(2セーブ)
[本塁打]鳥谷1号(神) 井端1号(中) 森野4号(中) 和田5号(中)
HRが合わせて4本。この日はいつもの右から左への浜風とは逆の雨風だったのでライトへのHRも納得。帰りがけに聞いていたラジオで言っていたが、選手たちが言うには、両側に延伸した銀傘の影響でグラウンドレベルの気流がガラッと変わったとのこと。銀傘下で受け止めた風が跳ね返ってセンター方向、ライト方向へ向かって、下から上へ吹き上げるような気流が生まれていて、特にライナー性の低い打球が良く伸びていくのだという。森野、和田のセンターへのHRはまさにそんな感じだった。今年は甲子園球場の野球が大きく変わりそうだ。
久保は初回にもらった2点のリードをソロHR2本で吐き出してしまったけれど、良い投球だった。いずれのHRも打った方を褒めるべきで、投手に責任のある球じゃない。勝ちがつかなかったのは全員にとって残念だったろうから次回ね。しっかり点をプレゼントしてやろう。
アッチソンが完璧な超高速(間合いが)投球で勝ち試合のリズムを作る。7回表「魔の風船握りイニング」をちゃっちゃっと片付けて勝ち越しを生み、8回表もちゃっちゃっと片付けて試合を確定させた。現在の野球は、こういうオートメーションがどうしても必要だ。
藤川は素晴らしい球を投げていた。狙ったところに回転の良い直球がズパーンと決まっていた。森野は「ごめんなさい」の見逃し三振。ブランコはミットに入ってから「オーノー!」の空振り三振。ところが「あと一人」で和田が素晴らしい150km/hの低め直球をセンターへ一発。どうしてもこの打者にはドンピシャ合ってしまうらしい。もう1点あって良かったよ。気を取り直して野本を空振り三振で試合終了。
その最後の球を受けたスタメンマスク岡崎の嬉しそうだったこと。ちょっとガッカリ顔の藤川にボールを渡した。僅差の試合、まるまる本塁を守って勝利に導いた満足感が伝わってきた。大きな自信がついただろう。4安打しか打たれてないんだからね。うち3本がHRだけど、3投手を十分良いリードで引っ張ったと思う。
先制機で鳥谷に待望の1号2ランが飛び出して、同点に追いつかれた7回ウラにも二死からしぶとく一二塁間を抜くタイムリー。守備でも反応良く足が動いた。鳥谷が軽快さを出して行かないといけないよね。そういう意味では7回二死一三塁、フルカウントで金本の右翼線二塁打で一走鳥谷を三塁に止めてしまった走塁はいただけない。たしかにクッションボールの処理は良かったが、自動スタートのこの場面、4番金本の「もう1打点」、アウトになったって突っ込ませて欲しかった。きっとアウトにはならなかっただろうし。
ということで金本はこの日も3安打1打点。そのタイムリー二塁打は紙一重のハーフスイング(振ってたねw)から命拾いの一撃は、まさに技あり。逃げて落ちていく球をうまくひっかけて下半身の力で運んでいく。頼りになる。
トリも新井ももうちょっと元気になってきたら、面白い打線になるんだけどね。気配はあるよ。