2009.05.15 Friday
と期待したが、2の0で途中交代。絶好調の波は、ホークスのカプセル怪獣アギーラにうつっちゃった(3の3、3打点HR1)。3戦連発が昇格条件(torao内部規定)だったのに、残念でしたーまたどうぞー(笑)。
それにしても相変わらず勝つ時は大勝、負ける時は僅差やなー。いやだからって、そんなに打つなって意味じゃないし、もっと打たれろって意味でもないんだけど。どうにも選手で勝って、戦術で負けるってな印象が強いんだよなぁ。しかし、こんなに気持ちの良いまさに快勝に文句をつけてる自分が怖いわ。そんなんいうのはどの口や!悪い口や(笑)。勝利に感謝やね。
それにこの日は戦術面でも良いところがあった。精密機械マエケンの配球から、右打者にはチェンジアップを使わないことを発見。そういえば井川がそうだったよね。左投手の井川は左打者にはチェンジアップを使わないから、外側に的を絞られて思いっきり踏み込まれて打たれることが多かった。マエケンも多彩な変化球と正確なコントロールで内外に散らしてくるけれど、右打者の方が、チェンジアップを消せて、外めに的を絞りやすい。ってことで起用した桜井が3安打の大当たり(3安打ともマエケンからじゃないけど)。特に桜井は、飛ぶポイントをバットのやや先っぽに持っている打者だから内をえぐってくる左投手よりスライダー投手の方が対応しやすいかもね。
この日の桜井は、中前、左中間、右中間、どれも素直にバットのヘッドが走って、力強いスイング、鋭い打球だった。一気に伸ばしたいところだ。
攻撃面はいうことなかったなぁ。どの回の攻撃も素晴らしかった。
赤星ヒット&盗塁、関本送り、新井先制一二塁間タイムリー(四球の一走金本がんばって走って一三塁)の初回。
平野セーフティ大成功、狩野バスター右前で平野走って一三塁、赤星定位置まで運ぶ左犠飛で2点目(狩野は二盗失敗)の2回。
エラー出塁の関本を、鳥谷セーフティ気味(下手)に送って、金本一ゴロ進塁打、新井四球で一三塁。桜井中前タイムリーで新井走って一三塁。平野右前タイムリーで続くと桜井走ってなおも一三塁(狩野は凡退でチェンジ)と2点を加えた3回。
「一三塁」、「一塁三塁」、「ノーアウト一塁三塁」、「ツーアウト一塁三塁」…。良い響きの言葉だよねぇ「一塁三塁」って。何度でも言いたくなる(笑)。この日はそれをいっぱい聞けて(しかも相手は一度だけ、それも併殺で片づけた!)嬉しかった。
あと5回の攻撃も楽しかったなぁ。先頭鳥谷、新甲子園名物・ぐんと伸びる低いセンターライナー、このまっ正面の打球に対してセンターのカニクイザルちゃう、赤松、瞬時に反応、半身の後退、左右を切り換えてハイジャンプキャッチ!勢い余ってフェンスに激突…しそうなところをフェンスラバーにひょいひょいひょいっとスパイクの歯をかけて駆け上って、くるりんぱっと着地。スーパーモンキーファインプレー!鳥谷の打球もものすごく良かったけど、カニクイザル、ちゃう、赤松すごいわー。
続く金本は左中間方向、でも赤松ちょちょいと走ってイージーキャッチ。新井さんは中前クリーンヒット、カニクイザル大忙し。桜井は左中間まっぷたつでカニクイザル走りっぱなし、タイムリー二塁打。平野のレフトオーバーはマクレーンの下手守備、カバーに走ったカニクイザルへとへと(笑)。これがヘッドスライディング付きタイムリー三塁打となって都合2点追加。
とどめは7回先頭鳥谷、超カンペキ右越ソロHR。左腕大島の投じた緩いスライダーは、体近くから曲がり落ちたが、ちょうどボールから逃げるようにする体の動きがスイングに強い遠心力を与えて、タイミングもぴったりだった。また上向いてくると良いね。
最後は惜しかった。3年ぶり2度目の完封直前の安藤、意識しすぎで制球乱れて一死から連打。7点差の一二塁で、チームは「完封狙い」の外野前進隊形。しかし二死後、安藤さらに意識しすぎて四球、二死満塁のピンチ。ここで赤松の打球は、安藤の右を破るセンター前ヒットで完封消えたか、いや二塁大和が横っ飛びでこれに追いついて…ああ!はじいている!内野安打で失点、あー、残念。横っ飛びしながら二塁へのトスでアウト、超ファインプレーで完封完成!っとなっていれば…名手大和の名を示す絶好のチャンスだったんだけど、本当に残念!
1失点完投の安藤、インタビューでも開口一番「情けないですね」。だけど貧打のC打線相手とはいえ、フォークのように落ちるスライダーと内外をきっちりつく制球で見事な完投勝利だった。試合が固まるまでの大事なところで、きちっと狙って併殺を取ったところなど、実に上手く配球していた。狩野もナイス。
なぜかカープとは相性が良いけれど、今度はあまり良くないスワローズ。快勝で気分良く移動して、ノリノリのまま一三塁、一三塁、一三塁…エンドレスで攻めちゃってちょうだい!
◇5月14日(木)阪神−広島9回戦(阪神6勝3敗、18時、甲子園、40599人)
広 島 000 000 001−1
阪 神 112 020 10×−7
【広島】●前田健(2勝4敗) 大島 林
【阪神】○安藤(3勝2敗)
[本塁打] 鳥谷5号(神)
それにしても相変わらず勝つ時は大勝、負ける時は僅差やなー。いやだからって、そんなに打つなって意味じゃないし、もっと打たれろって意味でもないんだけど。どうにも選手で勝って、戦術で負けるってな印象が強いんだよなぁ。しかし、こんなに気持ちの良いまさに快勝に文句をつけてる自分が怖いわ。そんなんいうのはどの口や!悪い口や(笑)。勝利に感謝やね。
それにこの日は戦術面でも良いところがあった。精密機械マエケンの配球から、右打者にはチェンジアップを使わないことを発見。そういえば井川がそうだったよね。左投手の井川は左打者にはチェンジアップを使わないから、外側に的を絞られて思いっきり踏み込まれて打たれることが多かった。マエケンも多彩な変化球と正確なコントロールで内外に散らしてくるけれど、右打者の方が、チェンジアップを消せて、外めに的を絞りやすい。ってことで起用した桜井が3安打の大当たり(3安打ともマエケンからじゃないけど)。特に桜井は、飛ぶポイントをバットのやや先っぽに持っている打者だから内をえぐってくる左投手よりスライダー投手の方が対応しやすいかもね。
この日の桜井は、中前、左中間、右中間、どれも素直にバットのヘッドが走って、力強いスイング、鋭い打球だった。一気に伸ばしたいところだ。
攻撃面はいうことなかったなぁ。どの回の攻撃も素晴らしかった。
赤星ヒット&盗塁、関本送り、新井先制一二塁間タイムリー(四球の一走金本がんばって走って一三塁)の初回。
平野セーフティ大成功、狩野バスター右前で平野走って一三塁、赤星定位置まで運ぶ左犠飛で2点目(狩野は二盗失敗)の2回。
エラー出塁の関本を、鳥谷セーフティ気味(下手)に送って、金本一ゴロ進塁打、新井四球で一三塁。桜井中前タイムリーで新井走って一三塁。平野右前タイムリーで続くと桜井走ってなおも一三塁(狩野は凡退でチェンジ)と2点を加えた3回。
「一三塁」、「一塁三塁」、「ノーアウト一塁三塁」、「ツーアウト一塁三塁」…。良い響きの言葉だよねぇ「一塁三塁」って。何度でも言いたくなる(笑)。この日はそれをいっぱい聞けて(しかも相手は一度だけ、それも併殺で片づけた!)嬉しかった。
あと5回の攻撃も楽しかったなぁ。先頭鳥谷、新甲子園名物・ぐんと伸びる低いセンターライナー、このまっ正面の打球に対してセンターのカニクイザルちゃう、赤松、瞬時に反応、半身の後退、左右を切り換えてハイジャンプキャッチ!勢い余ってフェンスに激突…しそうなところをフェンスラバーにひょいひょいひょいっとスパイクの歯をかけて駆け上って、くるりんぱっと着地。スーパーモンキーファインプレー!鳥谷の打球もものすごく良かったけど、カニクイザル、ちゃう、赤松すごいわー。
続く金本は左中間方向、でも赤松ちょちょいと走ってイージーキャッチ。新井さんは中前クリーンヒット、カニクイザル大忙し。桜井は左中間まっぷたつでカニクイザル走りっぱなし、タイムリー二塁打。平野のレフトオーバーはマクレーンの下手守備、カバーに走ったカニクイザルへとへと(笑)。これがヘッドスライディング付きタイムリー三塁打となって都合2点追加。
とどめは7回先頭鳥谷、超カンペキ右越ソロHR。左腕大島の投じた緩いスライダーは、体近くから曲がり落ちたが、ちょうどボールから逃げるようにする体の動きがスイングに強い遠心力を与えて、タイミングもぴったりだった。また上向いてくると良いね。
最後は惜しかった。3年ぶり2度目の完封直前の安藤、意識しすぎで制球乱れて一死から連打。7点差の一二塁で、チームは「完封狙い」の外野前進隊形。しかし二死後、安藤さらに意識しすぎて四球、二死満塁のピンチ。ここで赤松の打球は、安藤の右を破るセンター前ヒットで完封消えたか、いや二塁大和が横っ飛びでこれに追いついて…ああ!はじいている!内野安打で失点、あー、残念。横っ飛びしながら二塁へのトスでアウト、超ファインプレーで完封完成!っとなっていれば…名手大和の名を示す絶好のチャンスだったんだけど、本当に残念!
1失点完投の安藤、インタビューでも開口一番「情けないですね」。だけど貧打のC打線相手とはいえ、フォークのように落ちるスライダーと内外をきっちりつく制球で見事な完投勝利だった。試合が固まるまでの大事なところで、きちっと狙って併殺を取ったところなど、実に上手く配球していた。狩野もナイス。
なぜかカープとは相性が良いけれど、今度はあまり良くないスワローズ。快勝で気分良く移動して、ノリノリのまま一三塁、一三塁、一三塁…エンドレスで攻めちゃってちょうだい!