自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
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良い周期を作る
◇6月27日(土)阪神−横浜11回戦(阪神6勝5敗、18時、甲子園、46818人)
横 浜 300 001 001−5
阪 神 000 000 030−3
【横浜】○三浦(7勝5敗) 木塚 工藤 加藤康 S山口(6セーブ)
【阪神】●能見(3勝5敗) 阿部 ウィリアムス
[本塁打] 村田13号(横) 金本13号(神) 高橋光1号(神) 新沼1号(横)
 ベイ先発は大黒柱三浦。ここまで6勝5敗。セ相手の序盤はスワローズ相手に2戦2勝自責点1。ドラゴンズ相手に3試合で1勝1敗自責点5。タイガース相手に1勝1敗自責点3。さすがという滑り出しだったが、交流戦では打ち込まれて2勝3敗、平均自責点5という内容で、チームの沈没を止められなかった。しかしこのブレークでしっかり立て直して来ていたね。
 だいたいもともと本人がタイガース相手なら勝てそうだって思っちゃっているんだから、その時点で大きく分が悪い。となるとゲームプランは、まず失点を防ぎロースコアゲームに持ち込むこと。三浦を後略するなら積極策、三浦後の投手で勝負するなら待球策、どちらかに決めて勝負すること。三浦はタイガース戦になると初球から素晴らしいコースで簡単にストライクを取る。確率的には外角直球が多い。こいつを狙い打つことが積極策における「いろは」の「い」。
 しかし現在のベイスターズのローテを考えれば、三浦に無理をさせられない。引っ張って球数放らせるというわけにはいかない。となると、中盤まで試合を拮抗させておいて、三浦にお引き取りいただいた試合後半に待ってましたと勝負をかけるというのも当然考えておくべき戦略だ。
 いずれ勝つなら1−0、2−0、2−1、3−1、3−2、そんな接戦だ。ところがまたしても「接戦で負けるための三悪」四球、ホームラン、守備ミスで気分はへなへな、ロースコア計画は瓦解した。
 能見の立ち上がり、先頭四球から始まって、送り、先制タイムリー、ドカンであっという間に3失点。攻める&かわすの周期が悪い方にめぐっちゃう。
 「良くある新井の三振」を例に取る。(1)初球行ける球を見逃す、(2)2球目ボール球を空振り、(3)ギリギリのコースで仕留められる。この周期を逆にすれば良いのにね。(1)初球を仕留める。もしファールなどで仕留め損ねても、次の球を投げる投手は甘いとヤバイという怖さを持つから、仕留めやすく、あるいは見切りやすくなる。出だし、攻める&かわすを間違うと、ずっとその周期にはまりこんでしまう。
 能見も先頭打者にとことん強気の攻めさえしていれば、たとえ打たれたとしてもこういう結果にはなっていないと思う。先頭を大事に取ろうとし過ぎて四球。ここから始まる周期の悪さがすべてだ。

 同じことが6回表、痛い痛い1点にも言える。守備ミスが絡んでピンチ拡大、村田敬遠で一死満塁。狩野は佐伯への初球を外角低めのボール球を要求した。この局面で「かわし」から入ってしまうってのは絶対にナシだ。アドレナリン放射して攻めるしかない。そしてどんなにカウントが悪くなっても狩野が構えるミットからは「逃げたい」「かわしたい」という気持ちしか伝わってこない。すべて際どい球ながら能見のボールはすべてミット直前で逃げてしまってストレートの四球。初球で決まった。この1球の選択と、狩野の構え方、佇まいが、この試合のポイントではなかったか。ジェフが一発を食らったというオマケもあったけど、能見が「スミ3」で6〜7回を終えていれば、逆転勝利まであった試合。攻める気持ちが必要だった。

 金本の一発、高橋光の一発(ナイスバッティング!)はあったし、先発全員11安打したけれど、どうやって勝つ?勝つためにすべきことは何?してはいけないことは何?どういう考え方で臨む?…そういう各点の掘り下げが甘い。とにかく意識が甘い。勝てる試合を落としたと思う。

Posted by torao at 10:16 | comments(3)
[捕手]狩野
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人気に甘えている!
優勝の前の大前提が三浦攻略と読売に勝ち越しが絶対条件のはずだ。勝つために何をするのか、何をすべきかが行動に出ていない!
「僕たちは諦めてません」はお題目か!
2割2分の打率で3番はおかしい!
数字はあっている!大先生は降格でしょう。学習効果が出ていない。
オールスターまでに全部勝つオーダーに若い旋風が起きることをきたいする。2軍の若手にチャンスを!
このままではダメだこりゃ。
| ミス・コンバート | 2009/06/28 11:45 AM |
新井の三振パターンは、素人の私でも解ります・・・
何で監督やコーチは叱らないの?
あの北京五輪の予選での雄姿はもう見られないの?
新井の復調待ちでシーズン終わるのは勘弁して欲しい。
「HRが無くても勝てる野球」してはどうでしょう。
| kiki | 2009/06/28 1:13 PM |
はいはい、昨日見に行ってましたよ。
もう見てる側も「アカンやろなぁ」と半笑い。
球場全体がそんな感じだから悲しい。

いつ見ても思うのが、塁に誰かが出たら、一つ覚えのようにやる反対方向へのバッティング。
もう病気かって位。
それが去年と比べて通用しにくくなってるのは、もうデータとして出てるでしょうに。
若手が出てきても同じ指示を出して、同じような選手を育てることになるんで、まずそこから何とかしないと。
そんな訳でも、私は育成の為に今若手を上げるのは反対です。
どうせ出場機会を増やす為とか言って、様々な守備位置に就かせるんでしょう。
そんでもって、上記の様なバッティングが出来るようになって初めて半出場。
最終的にそこそこに小器用「っぽい」選手になるだけなのは、目に見えてるんですから。
藤原選手2世、秀太選手2世が一杯いるチームに魅力ってあんまり無いと思うんですが。

ちなみに、新井選手のバッティングは別に彼だけがやってる訳じゃないです。
得点圏にランナーを置いてる時の阪神の選手は基本的にそれと似た様なバッティングです。
暗黒時代バッティング、ですわ。
そして今、それをまた見ることになるとは。
| レフトの子虎 | 2009/06/28 9:44 PM |

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