2009.08.29 Saturday
ジェフ、待っているからな(スポニチ)。
神宮1区は序盤のリードをなんとか守り切ってDが勝利。比例甲子園ブロックでは中盤からの大逆転でTが快勝。初日はDT連立が成功、大目標である両者3タテに向けて好調な一歩を踏み出した。DT連立側にとって、グラ先発が予想される今日の甲子園が最大の難関。あべちゃん(またはもっとビックリするような刺客)のグラ退治なるか?
中央セ界の動きと裏腹に、地方に目を転じるとTD間で二軍優勝を賭けた激しい攻防。首位Tが庄田、林のHRや柴田の3安打などで中里を攻略。直接対決に勝って、差を1.5ゲームに広げた。桟原が2日続けて1回3三振の超パーフェクトピッチ!久保田連日のセーブ!
と、何をもとに言っているのかというと、NPB公式のファームページ。前よりずいぶん詳しく速報されるようになっていたんだね。最近気づいた。
それにしても、TD戦・DT戦のたびに、なんか賭けたりしてオモロかったから、ちょいと触れてみただけなのに、二人(Dの人、Tの人)ともビビっと反応して、すでに「企画もの」。笑った。オォトラさんは家族旅行に行っちゃったみたいだけど(笑)。
良い勝ちだった。前半こそ守備の乱れや不運な打球で守勢に回っていたが、そこを能見がエース級の投球により(この試合前まで7勝8敗、ビハインドなら間違いないw)1点でしのぎ、以後は見事な一発逆転から、小刻みな加点で突き放し、守っても盤石リレーでGを尻すぼみ、試合時間は2時間40分、残りの時間はは盛り上がるだけ盛り上がるスカッとした勝利だった。
とにかく攻めて攻めて攻めまくったその姿勢が素晴らしかった。
1点をリードされた5回ウラ、能見と3度のマッチアップ、いずれも負けているG先発内海、この日は気合ノリも並ではなく、ここまでなぜか合っちゃう桜井(向こうで言えば能見になぜか合っちゃう谷みたいなもんかな)の右翼線二塁打1本のみ。しかしこの回先頭新井が、初球外直球を迷わず振り切って広い一二塁間を破るクリーンヒットで無死一塁。ブラゼルはあっちこっちに速いの遅いのボール球を散らされて三振。だけど思うにブラゼルの三振の多さって悪くないよね。どうせ打たせるしかない打者で、凡退の多くは三振。だから併殺が比較的少ない。
一死一塁、打席に絶対打てるという余裕しゃくしゃくの桜井、際どい球もしっかり見切ってカウント2−3、三振ないね、動かして良いぞ、内海第6球、新井スタート、逃げていくチェンジアップ、桜井難なく対応センターへ弾き返すクリーンヒット、新井三塁へ向かう、センター松本勢いつけて三塁送球、危なーい!1バウンド、2バウンド、スライディング、タッチ…セーフ!良し!これはデカイ!よう行った、よう走った!それで良いんだよ。攻めて攻めて攻めて。相手は首位、こっちは4位。攻める気持ちを持たないとね。
一死一三塁で打者狩野。まだ5回ウラ、いくらなんでもまだ能見交代はない。ここでどうしても1点、やるか?初球、走者スタート、狩野バントの構えスクイズだ、チェンジアップ、なかなか球が来ない、コツン…ファール、ファール!いやあ、初球やって来たか。やっぱり高校野球明けの甲子園は、こういうのやりたくなるよなぁ(笑)。しっかし、決めえよ、狩野、超簡単な球やんけ。鍛え方が足りんね。でも、こういうことをやることで、他の選手だって練習の時から、現実に自分にサインが出されることを想定してやることができる。実戦でやることが何より大事。しっかし、はー…第2球、低めのスライダー、おわあっ打ったあ!犠牲フライ!うわあラミレス向こう向き、うわ、うわ、うわ、入ったああああ!逆転スリーラン!うわあ狩野やりよった!思いっきり振りよった!いやあ、ふわあ、はあ、へあ…ああ興奮した(笑)。新井の振り切り、桜井の落ち着き、攻めた走塁、攻めたスクイズのサイン。失敗を恐れずにアグレッシブに行った流れが3点になったんだなぁ。そういえばネガドラさんとこにキーパーソンは新井、広大、狩野って書いてあったな、ホントだ(笑)。
6回ウラはこの日スタメン大和から。投手右へのセーフティバント、これけっこうな頭脳プレーだったんじゃない?まず企図のきっかけは守備位置だったのだろう。前2打席、遅い球を待ちきれずに遊ゴロ2つ。二遊間を狭めていたのかも。一塁亀井、二塁古城のコンビも何かやらかしそうな雰囲気がある。一塁側に転がすと左腕投手は捕球、送球がスムーズに行かないというのもある。バントのコース自体はたいしたもんじゃなかったが、亀井が釣り出されて、古城の一塁ベースカバーを一拍待つ間に大和全力疾走、内海慌てて悪送球。投げようとした先に、想像外の光景があると投げ手は一瞬にして焦る。
さあ無死一塁に俊足大和。そんなに俊足には見えないけれど、走りのセンスがある。打者は鳥谷、前2打席はいずれもヒット性ながら野手の守備範囲に飛んでしまった。さあどうする、走者を気にさせながらヒッティング、高め直球、ジャストミート!ライト線長打コース、大和二塁から三塁、三塁も回った回った、これまた際どいタイミング、中継からバックホーム、スライディング、タッチできないセーフ!4−1!打った鳥谷も見事だったが、大和の走塁お見事!コーナーリングでのロスが少なく、想像以上に早くホームに到達している。スタートも切っていない、二死でもない、Gの守備も普通。この走塁は驚いた。
7回ウラは先頭桜井、代わった豊田から三塁線を破る二塁打。どちらかというと引っかけた打球だが、ヘッドが走っているから、そこそこの打球速度がある。殊勲者狩野にきっちり送らせて、一死三塁代打桧山。ここらへんの采配も迷いがなくて良い感じだった。投手藤田に代わって捕邪飛。さらには赤星に代打高橋光、攻めダルマ、良いよ。みっちゃん追い込まれながら内角カットボールを左手一本、振り払って、技ありの左前タイムリーヒット。詰まらない技術、3試合連続打点お見事。5−1。ギリギリの攻防での1点で勝負あり。もちろん手を緩めることなく、アッチ、藤川で締め。そしてなんといっても前回の乱調を、その日のうちに修正し、きちんと「得意のジャイアンツ戦」で勝った能見、エライ!
ちょっと気になった併殺まわり、ポテンまわりを再点検して、守備をきちっと締めて、最大の難関を、なんとかかんとか乗り越えて、どんな手を使ってでも、とにかく勝とう。S由規D小笠原(?)の神宮もD頑張れ!
中央セ界の動きと裏腹に、地方に目を転じるとTD間で二軍優勝を賭けた激しい攻防。首位Tが庄田、林のHRや柴田の3安打などで中里を攻略。直接対決に勝って、差を1.5ゲームに広げた。桟原が2日続けて1回3三振の超パーフェクトピッチ!久保田連日のセーブ!
と、何をもとに言っているのかというと、NPB公式のファームページ。前よりずいぶん詳しく速報されるようになっていたんだね。最近気づいた。
それにしても、TD戦・DT戦のたびに、なんか賭けたりしてオモロかったから、ちょいと触れてみただけなのに、二人(Dの人、Tの人)ともビビっと反応して、すでに「企画もの」。笑った。オォトラさんは家族旅行に行っちゃったみたいだけど(笑)。
◇8月28日(金)阪神−巨人19回戦(巨人9勝8敗2分、18時、甲子園、46817人)
巨 人 000 100 000―1
阪 神 000 031 10×―5
【巨人】●内海(5勝10敗) 豊田 藤田 野間口
【阪神】○能見(8勝8敗) アッチソン 藤川
[本塁打] 狩野4号(神)
良い勝ちだった。前半こそ守備の乱れや不運な打球で守勢に回っていたが、そこを能見がエース級の投球により(この試合前まで7勝8敗、ビハインドなら間違いないw)1点でしのぎ、以後は見事な一発逆転から、小刻みな加点で突き放し、守っても盤石リレーでGを尻すぼみ、試合時間は2時間40分、残りの時間はは盛り上がるだけ盛り上がるスカッとした勝利だった。
とにかく攻めて攻めて攻めまくったその姿勢が素晴らしかった。
1点をリードされた5回ウラ、能見と3度のマッチアップ、いずれも負けているG先発内海、この日は気合ノリも並ではなく、ここまでなぜか合っちゃう桜井(向こうで言えば能見になぜか合っちゃう谷みたいなもんかな)の右翼線二塁打1本のみ。しかしこの回先頭新井が、初球外直球を迷わず振り切って広い一二塁間を破るクリーンヒットで無死一塁。ブラゼルはあっちこっちに速いの遅いのボール球を散らされて三振。だけど思うにブラゼルの三振の多さって悪くないよね。どうせ打たせるしかない打者で、凡退の多くは三振。だから併殺が比較的少ない。
一死一塁、打席に絶対打てるという余裕しゃくしゃくの桜井、際どい球もしっかり見切ってカウント2−3、三振ないね、動かして良いぞ、内海第6球、新井スタート、逃げていくチェンジアップ、桜井難なく対応センターへ弾き返すクリーンヒット、新井三塁へ向かう、センター松本勢いつけて三塁送球、危なーい!1バウンド、2バウンド、スライディング、タッチ…セーフ!良し!これはデカイ!よう行った、よう走った!それで良いんだよ。攻めて攻めて攻めて。相手は首位、こっちは4位。攻める気持ちを持たないとね。
一死一三塁で打者狩野。まだ5回ウラ、いくらなんでもまだ能見交代はない。ここでどうしても1点、やるか?初球、走者スタート、狩野バントの構えスクイズだ、チェンジアップ、なかなか球が来ない、コツン…ファール、ファール!いやあ、初球やって来たか。やっぱり高校野球明けの甲子園は、こういうのやりたくなるよなぁ(笑)。しっかし、決めえよ、狩野、超簡単な球やんけ。鍛え方が足りんね。でも、こういうことをやることで、他の選手だって練習の時から、現実に自分にサインが出されることを想定してやることができる。実戦でやることが何より大事。しっかし、はー…第2球、低めのスライダー、おわあっ打ったあ!犠牲フライ!うわあラミレス向こう向き、うわ、うわ、うわ、入ったああああ!逆転スリーラン!うわあ狩野やりよった!思いっきり振りよった!いやあ、ふわあ、はあ、へあ…ああ興奮した(笑)。新井の振り切り、桜井の落ち着き、攻めた走塁、攻めたスクイズのサイン。失敗を恐れずにアグレッシブに行った流れが3点になったんだなぁ。そういえばネガドラさんとこにキーパーソンは新井、広大、狩野って書いてあったな、ホントだ(笑)。
6回ウラはこの日スタメン大和から。投手右へのセーフティバント、これけっこうな頭脳プレーだったんじゃない?まず企図のきっかけは守備位置だったのだろう。前2打席、遅い球を待ちきれずに遊ゴロ2つ。二遊間を狭めていたのかも。一塁亀井、二塁古城のコンビも何かやらかしそうな雰囲気がある。一塁側に転がすと左腕投手は捕球、送球がスムーズに行かないというのもある。バントのコース自体はたいしたもんじゃなかったが、亀井が釣り出されて、古城の一塁ベースカバーを一拍待つ間に大和全力疾走、内海慌てて悪送球。投げようとした先に、想像外の光景があると投げ手は一瞬にして焦る。
さあ無死一塁に俊足大和。そんなに俊足には見えないけれど、走りのセンスがある。打者は鳥谷、前2打席はいずれもヒット性ながら野手の守備範囲に飛んでしまった。さあどうする、走者を気にさせながらヒッティング、高め直球、ジャストミート!ライト線長打コース、大和二塁から三塁、三塁も回った回った、これまた際どいタイミング、中継からバックホーム、スライディング、タッチできないセーフ!4−1!打った鳥谷も見事だったが、大和の走塁お見事!コーナーリングでのロスが少なく、想像以上に早くホームに到達している。スタートも切っていない、二死でもない、Gの守備も普通。この走塁は驚いた。
7回ウラは先頭桜井、代わった豊田から三塁線を破る二塁打。どちらかというと引っかけた打球だが、ヘッドが走っているから、そこそこの打球速度がある。殊勲者狩野にきっちり送らせて、一死三塁代打桧山。ここらへんの采配も迷いがなくて良い感じだった。投手藤田に代わって捕邪飛。さらには赤星に代打高橋光、攻めダルマ、良いよ。みっちゃん追い込まれながら内角カットボールを左手一本、振り払って、技ありの左前タイムリーヒット。詰まらない技術、3試合連続打点お見事。5−1。ギリギリの攻防での1点で勝負あり。もちろん手を緩めることなく、アッチ、藤川で締め。そしてなんといっても前回の乱調を、その日のうちに修正し、きちんと「得意のジャイアンツ戦」で勝った能見、エライ!
ちょっと気になった併殺まわり、ポテンまわりを再点検して、守備をきちっと締めて、最大の難関を、なんとかかんとか乗り越えて、どんな手を使ってでも、とにかく勝とう。S由規D小笠原(?)の神宮もD頑張れ!