2009.11.02 Monday
これ面白いんじゃない?甲子園球場内でパーティーできますっての(詳細ページへリンク)。
他にもシーズンシートや面白そうな告知のある甲子園球場公式サイトはこちらから。
日本シリーズは得意のワンチャンス集中攻撃をものにしたファイターズが勝って1勝1敗で場替え。故障明けの「ぶっつけ」で力投したダルビッシュのコメント、「打者が何を狙っているかを察する能力が落ちているんじゃないかと不安だった」。調子やら気合やらではなく、そういう言葉が出てくるところに、戦士としての非凡さを感じる。
両軍、特にファイターズの守備が素晴らしい。中でも目を惹くのがショート金子の動き。打球に追いつく、捕球する、送球する。その流れが信じられないくらい高次元で融合している。極端に言えば、打球に追いついた瞬間には、もう送球のモーションに入っているというイメージ。そして動きの中に少しの無理もなく、いとも易々と裁いている。
このキレの良さは、パワーだと思う。といっても骨の周辺にある大きな筋肉のパワーではなく、各関節の近辺にあるごくごく小さな筋肉のパワー。足の親指の筋力であったり、足首、ヒザ、ももの付け根、腰回り…ありとあらゆる関節が、ぐぐっとこらえが利いて、きゅっと反転できる。こういう力は、トレーニングでつけるものではなくて、「仕事の工夫」の中で身につけるもの。どうやったらアウトにできるか、どうやったら少しでも早く投げられるか、その意識と工夫の中で繰り返しトライしていく中で自然とできたもの。洗練された動きの裏には、必ず「意志と思考のある反復動作」がある。
今年のタイガース秋季キャンプは、非常に地味だ。投手はスピードとキレをつけるための走り込みに、野手は守備や小技の習得に多くの時間を費やしているらしい。今やるべきこととして極めて正しい。チームの育成ポイントを明確にし、意識高く、思考力を要求し、知らず知らず仕事に必要な力を身につける。良いと思う。
この姿勢・方針を貫いていった時、来季の戦力構想は当然今季のチームのありようと衝突する。その時に2年目の真弓監督は、どういう判断をし、どういうチーム運営を行うか。ファン、経営を巻き込んで、立ち回って行かなければならないだろう。真弓監督にも「仕事で鍛えた小力」が備わったかどうかが試されるだろう。
日本シリーズは得意のワンチャンス集中攻撃をものにしたファイターズが勝って1勝1敗で場替え。故障明けの「ぶっつけ」で力投したダルビッシュのコメント、「打者が何を狙っているかを察する能力が落ちているんじゃないかと不安だった」。調子やら気合やらではなく、そういう言葉が出てくるところに、戦士としての非凡さを感じる。
両軍、特にファイターズの守備が素晴らしい。中でも目を惹くのがショート金子の動き。打球に追いつく、捕球する、送球する。その流れが信じられないくらい高次元で融合している。極端に言えば、打球に追いついた瞬間には、もう送球のモーションに入っているというイメージ。そして動きの中に少しの無理もなく、いとも易々と裁いている。
このキレの良さは、パワーだと思う。といっても骨の周辺にある大きな筋肉のパワーではなく、各関節の近辺にあるごくごく小さな筋肉のパワー。足の親指の筋力であったり、足首、ヒザ、ももの付け根、腰回り…ありとあらゆる関節が、ぐぐっとこらえが利いて、きゅっと反転できる。こういう力は、トレーニングでつけるものではなくて、「仕事の工夫」の中で身につけるもの。どうやったらアウトにできるか、どうやったら少しでも早く投げられるか、その意識と工夫の中で繰り返しトライしていく中で自然とできたもの。洗練された動きの裏には、必ず「意志と思考のある反復動作」がある。
今年のタイガース秋季キャンプは、非常に地味だ。投手はスピードとキレをつけるための走り込みに、野手は守備や小技の習得に多くの時間を費やしているらしい。今やるべきこととして極めて正しい。チームの育成ポイントを明確にし、意識高く、思考力を要求し、知らず知らず仕事に必要な力を身につける。良いと思う。
この姿勢・方針を貫いていった時、来季の戦力構想は当然今季のチームのありようと衝突する。その時に2年目の真弓監督は、どういう判断をし、どういうチーム運営を行うか。ファン、経営を巻き込んで、立ち回って行かなければならないだろう。真弓監督にも「仕事で鍛えた小力」が備わったかどうかが試されるだろう。