2009.11.03 Tuesday
中で、ドラゴンズの一二軍を分けないコーチ人事は、とても合理的で良いと思う(スポニチ)。前からずーっとそう思っている。
落合監督は就任直後からこの考え方を全面に出して、かつ結果を出し続けている。他球団ではその考え方に倣い、シーズン中の柔軟な人事異動も見られるようになった。しかし我がタイガースでは(←おなじみの展開)、旧態依然とした、「一軍コーチが偉くて、ファームコーチが下っ端」であるかのような考えを感じることがある。ハッキリ言って頭が古すぎる。
発表された人事では今年も、一二軍の別が明確なのは落合監督、川井二軍監督、監督を補佐する森ヘッドコーチ、一二軍を総括する辻総合コーチのみ。他のすべてのコーチが「投手コーチ」とか「打撃コーチ」とか、一二軍の別を持たない。もちろん役割分担はあるし、構想としてある程度決まっているだろう。でもこの姿勢は絶対に正しいと思う。
一二軍が一貫した指導方針を持つためには垣根不要であり、柔軟な異動があっても良い。
「政策立案」「指導・アドバイス」「練習方法考案・補助」「教育・育成」などなど、指導者に求められる要素は多岐にわたっており、チーム強化はその統合。一二軍の別に「優劣」の概念を少しでも持ち込むのは愚。
コーチ自身、自分の能力が発揮できる持ち場を求めて切磋琢磨するという競争原則というタテマエも重要。事実指導法は「合う合わない」の世界でもあるのだから、分担はあっても序列に意味はない。
タイガースフロントは、明らかに一軍を上、二軍を下に見ている。いろんな理由があって、そうなんだろうと思う。例えばコーチ職を「有力選手や有名選手の引退後の食い扶持」と考える部分も大きいのではないか。おそらくFA選手への口説き文句には、引退後はどうこうってのがあるのだろう。マスコミも巻き込んでいて、解説者・評論家がどうこうってのも絡んでいるのかもね。もちろんそりゃドラゴンズはじめ他球団にもあることだとは思うが、特にタイガースはそれが強すぎて、そこがダメなのだと感じる。
もっともっと有能なコーチを活かす態勢を作るべきだし、有能なコーチの争奪戦に熱心でなきゃいけない。有能な選手の争奪戦を激しくやりすぎると、ファンにも嫌われちゃう時があるけれど、コーチについては誰も何も言いやしない。水面下でジャンジャンやったら良いと思う。
落合監督は就任直後からこの考え方を全面に出して、かつ結果を出し続けている。他球団ではその考え方に倣い、シーズン中の柔軟な人事異動も見られるようになった。しかし我がタイガースでは(←おなじみの展開)、旧態依然とした、「一軍コーチが偉くて、ファームコーチが下っ端」であるかのような考えを感じることがある。ハッキリ言って頭が古すぎる。
発表された人事では今年も、一二軍の別が明確なのは落合監督、川井二軍監督、監督を補佐する森ヘッドコーチ、一二軍を総括する辻総合コーチのみ。他のすべてのコーチが「投手コーチ」とか「打撃コーチ」とか、一二軍の別を持たない。もちろん役割分担はあるし、構想としてある程度決まっているだろう。でもこの姿勢は絶対に正しいと思う。
一二軍が一貫した指導方針を持つためには垣根不要であり、柔軟な異動があっても良い。
「政策立案」「指導・アドバイス」「練習方法考案・補助」「教育・育成」などなど、指導者に求められる要素は多岐にわたっており、チーム強化はその統合。一二軍の別に「優劣」の概念を少しでも持ち込むのは愚。
コーチ自身、自分の能力が発揮できる持ち場を求めて切磋琢磨するという競争原則というタテマエも重要。事実指導法は「合う合わない」の世界でもあるのだから、分担はあっても序列に意味はない。
タイガースフロントは、明らかに一軍を上、二軍を下に見ている。いろんな理由があって、そうなんだろうと思う。例えばコーチ職を「有力選手や有名選手の引退後の食い扶持」と考える部分も大きいのではないか。おそらくFA選手への口説き文句には、引退後はどうこうってのがあるのだろう。マスコミも巻き込んでいて、解説者・評論家がどうこうってのも絡んでいるのかもね。もちろんそりゃドラゴンズはじめ他球団にもあることだとは思うが、特にタイガースはそれが強すぎて、そこがダメなのだと感じる。
もっともっと有能なコーチを活かす態勢を作るべきだし、有能なコーチの争奪戦に熱心でなきゃいけない。有能な選手の争奪戦を激しくやりすぎると、ファンにも嫌われちゃう時があるけれど、コーチについては誰も何も言いやしない。水面下でジャンジャンやったら良いと思う。