2009.12.28 Monday
金村曉が沖縄(宜野座)キャンプに行きたがっているという記事(サンスポ)。
一二軍ボーダーラインにいる選手にとって、キャンプの振り分けが上になるか下になるかは大きな問題。それをベテランだから、トシだから、沖縄に連れて行って欲しいというのは話がうますぎるぞ、と単純に思う。
だけど実際のところ、投手にとっては暖かいというより暑いくらいの沖縄でやるのと、まだまだ寒風の吹く高知(安芸)でやるのとでは大違いだろう。どちらがより故障なく、1年を戦える身体造りに役立つかは、個人によって変わってくるかもしれないけれど、少なくとも、「どっちが早く仕上がるか」ならそれは沖縄に決まっている。実戦的な練習までの時間が年々短くなる傾向の中で、ボーダーの選手にとっては確かに死活問題だ。
まあ野手の方はね、晩年の八木選手や久慈選手など、力がわかっている選手については、ゆっくり仕上げてくれれば良い、若手に手本を見せて欲しいと、二軍キャンプでスタートさせることに、誰も異を唱えることもない。でも投手の場合は、力はわかっているからといって、スロー調整が許されるということはない。
ましてタイガースの場合は、最年長クラスがバリバリ現役、中堅と遜色なく動けて、当たり前のように沖縄本体に参加するもんだから、ベテランの安芸スタートはなんだか「老人扱い」のようなイメージなってしまうところもある。だから金村の「なんとか沖縄で」の気持ちは理解できる。
12球団の一次キャンプ地を見てみると、大多数は沖縄県で9球団。あとの3球団は宮崎県。いつしか一軍の一次キャンプはすべてこの2県で行われるようになった。
二軍キャンプと一軍キャンプを別の球場で行うのは8球団ながら、その内の6球団までは沖縄の同じ島内で分割しているに過ぎない。あとの2球団は、一軍本隊とは遠く離れた高知県で二軍キャンプを張る。タイガース二軍(安芸)とライオンズ二軍(春野)の2つのみだ。
伝えられるところでは、タイガース二軍も沖縄本島内で一二軍とも一次キャンプができるようにと、いろいろと画策しているようだ。ずっとお世話になっている安芸の皆さんにとっては、二軍キャンプでも出て行かれるのは痛かろうし、2月キャンプインの声とともにタイガースがやってこないのは寂しかろう。それでもやっぱり一二軍とも沖縄で行うようにするのがベストだと思う。現場の声としては当然のことだろう。タイガース一二軍の間にあるカベが他球団に比べ高いように感じるのは、一次キャンプの「計り知れない格差」にもその原因の一端があるように思うからだ。
だけど実際のところ、投手にとっては暖かいというより暑いくらいの沖縄でやるのと、まだまだ寒風の吹く高知(安芸)でやるのとでは大違いだろう。どちらがより故障なく、1年を戦える身体造りに役立つかは、個人によって変わってくるかもしれないけれど、少なくとも、「どっちが早く仕上がるか」ならそれは沖縄に決まっている。実戦的な練習までの時間が年々短くなる傾向の中で、ボーダーの選手にとっては確かに死活問題だ。
まあ野手の方はね、晩年の八木選手や久慈選手など、力がわかっている選手については、ゆっくり仕上げてくれれば良い、若手に手本を見せて欲しいと、二軍キャンプでスタートさせることに、誰も異を唱えることもない。でも投手の場合は、力はわかっているからといって、スロー調整が許されるということはない。
ましてタイガースの場合は、最年長クラスがバリバリ現役、中堅と遜色なく動けて、当たり前のように沖縄本体に参加するもんだから、ベテランの安芸スタートはなんだか「老人扱い」のようなイメージなってしまうところもある。だから金村の「なんとか沖縄で」の気持ちは理解できる。
12球団の一次キャンプ地を見てみると、大多数は沖縄県で9球団。あとの3球団は宮崎県。いつしか一軍の一次キャンプはすべてこの2県で行われるようになった。
二軍キャンプと一軍キャンプを別の球場で行うのは8球団ながら、その内の6球団までは沖縄の同じ島内で分割しているに過ぎない。あとの2球団は、一軍本隊とは遠く離れた高知県で二軍キャンプを張る。タイガース二軍(安芸)とライオンズ二軍(春野)の2つのみだ。
伝えられるところでは、タイガース二軍も沖縄本島内で一二軍とも一次キャンプができるようにと、いろいろと画策しているようだ。ずっとお世話になっている安芸の皆さんにとっては、二軍キャンプでも出て行かれるのは痛かろうし、2月キャンプインの声とともにタイガースがやってこないのは寂しかろう。それでもやっぱり一二軍とも沖縄で行うようにするのがベストだと思う。現場の声としては当然のことだろう。タイガース一二軍の間にあるカベが他球団に比べ高いように感じるのは、一次キャンプの「計り知れない格差」にもその原因の一端があるように思うからだ。