2005.05.21 Saturday
なるほどね。リベンジっていうのはそういうことか。西武の西口投手は、8年前の日本シリーズの借りを返したそうだ。うちなんざ6年早いか(笑)。
藤本が戻っているのだが、なぜそう慌てて使うのだろうか。5/21甲子園の二軍戦で実戦に戻るや、なんと親子ゲームの当日夜から一軍復帰。「故障明け」への扱いとは思えない。この2試合の様子を見る限り、打撃での「目慣れ」、守備での感覚、足の運びも万全とは言えない。何より恐れるのは、復帰プログラム無視の強行出場で、さらなる故障を招くこと。もちろんプロのやること、その心配なしということなのだろうが。
関本の状態が相当悪いという判断なのだろうが、少なくとも守備と送りバントでは堅実さを見せていたので、緊急事態とは思えない。上坂も秀太も久慈(藤本に代わって二軍降格)もいる。どうしても藤本を起用しなければならない「何か」があるのだろうか…私にはわからない。岡田監督と藤本の関係は謎が多い。
相手の流れを止める男、橋本投手が背筋痛で登録抹消。軽傷ですぐ戻れそうではあるが、残念としか言いようがない。「この日の試合だって橋本さえいれば勝っていた」と言う程おめでたくはないが、代わりのいない、非常に貴重な戦力なのは間違いない。戦線復帰は慎重に見極めて欲しい。
で、代わりに上げたのが佐久本投手。二軍での活躍ぶりはあまり伝わって来なかったように思うが、どういう起用法を想定しているのだろうか。この日だけでは意図がわからないが、相手の猛攻を止める役割は荷が重く、敗戦処理のロングも期待できず、やはり左ワンポイントでいけるかどうかという投手ではないのか。いきなりもっとも不得意な「火事場」に放り込まれた佐久本が不憫でならなかった。
そうそう、2年前のリベンジだとかなんとか言うのなら、忘れてはいけない男がいる。度胸の据わった投球でホークス打線をぴしゃりと抑えた、そう、吉野!吉野〜〜っ!…え、二軍?そうだっけ?ナンデサゲテンデスカ!
ハシケン不在の間は、江草が踏ん張るしかない。この日も大当たりの大村を含めて三者凡退で切った。登板のたびに自信を強くしている。次のステージも近いだろう。
ホークス打線に対し、安藤投手&野口捕手のバッテリー。見てみたい組み合わせではあった。かわそうとすれば逆にやられる恐怖の打線に対して、どこまで勇猛果敢に攻めていけるかが勝負のポイントだと見ていたから。
松中の2本のHRは、配球を見ても、リプレイを見ても、スタンドインしないはずの球だと思う。でも現実は2本とも文句なく打たれている。これをどう考えたら良いのだろう。あれやこれや考えたが、「松中がスゴくて、安藤がスゴくなかった」ということで片づけようと思う(笑)。いや本当は(笑)じゃないのだが…(苦笑)。
さしあたり第2戦に向けての対策は、松中の前に走者を出さぬこと…以上。
6回、今岡のHRで反撃ムード。しかしそのウラに試合はぶっ壊れた。普通はこれで終わり。新垣完投、笑顔はじけるホークスナイン、TVスイッチオフ、ぶちっ。しかしそれを許さなかったという、そんな小さな小さなことに、私はいたく感動した。済んだことは仕方ない。しかし明日もあさってもある。7回から別の試合だと思ってしっかりやろう。そんな空気が感じられた。もちろん、ホークスだって強豪だ。同じ気持ちで戦っていたように思う。で、結果、この日の「第二試合」は6点を奪った阪神が勝っただろう(9回ウラがあっても、たぶん)。
赤星は常に警戒の的である。主軸が振れていて、長打も出ている。鳥谷も状態が良い。少なくとも、タイガース打線への警戒感は増しただろうし、見下ろされるような状況にはならなかった。
7回に代打で登場し、うつむいてしまうようなムードに明るさを取り戻してくれた、浅井選手の元気なバッティングを高く評価したいと思う。
藤本が戻っているのだが、なぜそう慌てて使うのだろうか。5/21甲子園の二軍戦で実戦に戻るや、なんと親子ゲームの当日夜から一軍復帰。「故障明け」への扱いとは思えない。この2試合の様子を見る限り、打撃での「目慣れ」、守備での感覚、足の運びも万全とは言えない。何より恐れるのは、復帰プログラム無視の強行出場で、さらなる故障を招くこと。もちろんプロのやること、その心配なしということなのだろうが。
関本の状態が相当悪いという判断なのだろうが、少なくとも守備と送りバントでは堅実さを見せていたので、緊急事態とは思えない。上坂も秀太も久慈(藤本に代わって二軍降格)もいる。どうしても藤本を起用しなければならない「何か」があるのだろうか…私にはわからない。岡田監督と藤本の関係は謎が多い。
相手の流れを止める男、橋本投手が背筋痛で登録抹消。軽傷ですぐ戻れそうではあるが、残念としか言いようがない。「この日の試合だって橋本さえいれば勝っていた」と言う程おめでたくはないが、代わりのいない、非常に貴重な戦力なのは間違いない。戦線復帰は慎重に見極めて欲しい。
で、代わりに上げたのが佐久本投手。二軍での活躍ぶりはあまり伝わって来なかったように思うが、どういう起用法を想定しているのだろうか。この日だけでは意図がわからないが、相手の猛攻を止める役割は荷が重く、敗戦処理のロングも期待できず、やはり左ワンポイントでいけるかどうかという投手ではないのか。いきなりもっとも不得意な「火事場」に放り込まれた佐久本が不憫でならなかった。
そうそう、2年前のリベンジだとかなんとか言うのなら、忘れてはいけない男がいる。度胸の据わった投球でホークス打線をぴしゃりと抑えた、そう、吉野!吉野〜〜っ!…え、二軍?そうだっけ?ナンデサゲテンデスカ!
ハシケン不在の間は、江草が踏ん張るしかない。この日も大当たりの大村を含めて三者凡退で切った。登板のたびに自信を強くしている。次のステージも近いだろう。
ホークス打線に対し、安藤投手&野口捕手のバッテリー。見てみたい組み合わせではあった。かわそうとすれば逆にやられる恐怖の打線に対して、どこまで勇猛果敢に攻めていけるかが勝負のポイントだと見ていたから。
松中の2本のHRは、配球を見ても、リプレイを見ても、スタンドインしないはずの球だと思う。でも現実は2本とも文句なく打たれている。これをどう考えたら良いのだろう。あれやこれや考えたが、「松中がスゴくて、安藤がスゴくなかった」ということで片づけようと思う(笑)。いや本当は(笑)じゃないのだが…(苦笑)。
さしあたり第2戦に向けての対策は、松中の前に走者を出さぬこと…以上。
6回、今岡のHRで反撃ムード。しかしそのウラに試合はぶっ壊れた。普通はこれで終わり。新垣完投、笑顔はじけるホークスナイン、TVスイッチオフ、ぶちっ。しかしそれを許さなかったという、そんな小さな小さなことに、私はいたく感動した。済んだことは仕方ない。しかし明日もあさってもある。7回から別の試合だと思ってしっかりやろう。そんな空気が感じられた。もちろん、ホークスだって強豪だ。同じ気持ちで戦っていたように思う。で、結果、この日の「第二試合」は6点を奪った阪神が勝っただろう(9回ウラがあっても、たぶん)。
赤星は常に警戒の的である。主軸が振れていて、長打も出ている。鳥谷も状態が良い。少なくとも、タイガース打線への警戒感は増しただろうし、見下ろされるような状況にはならなかった。
7回に代打で登場し、うつむいてしまうようなムードに明るさを取り戻してくれた、浅井選手の元気なバッティングを高く評価したいと思う。