2012.03.08 Thursday
ということで、ニコニコ生放送で部分的に観戦。初めのうちは流れていくコメントを含めて楽しんでいたが、だんだん疲れてきたのでコメントをオフにして、普通に野球を見た。でもああいう楽しみ方も十分アリだなと思った。
全部完璧には見られなかったので、記録から思ったことと断片的な印象のポイントだけ記しておくと、四球が多すぎる。コバヒロが4回で2つ、小嶋が3回で5つ(!)、久保田が1回で1つ。合計8回投げて8つ、3安打しか打たせていないが、これで負ける。
オープン戦3試合投げて記録上3敗となった小嶋に対しては、現時点で厳しい評価を突きつけていくしかない。
というのも去年の反省の上に立ったチーム改革として四球にはなんとしてもメスを入れていく必要があると考えるからだ。昨年タイガースは与えた四球が非常に多かった(413で抜けたリーグ最下位。もっとも良かったドラゴンズは316)。これが何を意味し、何をもたらしたのか。
この日、小嶋に代わった5回、二死を取った後、ラストバッター細川にやらずもがなの四球。一つの暴投で三塁まで進まれると、清水は打者本多には終始ボール球でかわそうという配球を求める。どうしてもゼロが欲しい小嶋&清水のバッテリーが必死なのはわかる。結果として小嶋は3回を投げて1失点しかしていないのだから、これはある意味一つの結果だ。点を比べ合うのが野球だから、四球の数がいくら多くても、失点にさえならなければ良い…計算上はそうなる。でもそうではない。
野手は投手の投げる姿に心を打たれ、勇気をもらい、闘志を掻き立てられるのだ。投手は野手が献身的に守ってくれていることに励まされ、心を一つにし、線になって得点してくれることに感謝して投げるのだ。お互いを高め合って勝利に向かっていく共同作業の中で、四球はたとえ計算上は単打と同じでもまったく別のもの。投手と野手の連帯感をそぐものになることが多い(もちろん勝負を避けるべきと野手が思う時もあるから全部が全部ではない)。
キャンプで一つのボールを全員で追い、一つのアウトを全員で集中して取っていくという基本方針を明確にした。フィールディング練習の成果は確かに感じられた。しかしバッテリーが四球を減らすことに対してもっと真摯にならなければ、好循環の流れを加速できないだろう。
隼太には吸収の良さを感じる。脚力がそれほどないという噂もあるが、守備と走塁のセンスを磨いて、パンチ力、長打力もある福本さんのような小兵に育って欲しい。
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オープン戦3試合投げて記録上3敗となった小嶋に対しては、現時点で厳しい評価を突きつけていくしかない。
というのも去年の反省の上に立ったチーム改革として四球にはなんとしてもメスを入れていく必要があると考えるからだ。昨年タイガースは与えた四球が非常に多かった(413で抜けたリーグ最下位。もっとも良かったドラゴンズは316)。これが何を意味し、何をもたらしたのか。
この日、小嶋に代わった5回、二死を取った後、ラストバッター細川にやらずもがなの四球。一つの暴投で三塁まで進まれると、清水は打者本多には終始ボール球でかわそうという配球を求める。どうしてもゼロが欲しい小嶋&清水のバッテリーが必死なのはわかる。結果として小嶋は3回を投げて1失点しかしていないのだから、これはある意味一つの結果だ。点を比べ合うのが野球だから、四球の数がいくら多くても、失点にさえならなければ良い…計算上はそうなる。でもそうではない。
野手は投手の投げる姿に心を打たれ、勇気をもらい、闘志を掻き立てられるのだ。投手は野手が献身的に守ってくれていることに励まされ、心を一つにし、線になって得点してくれることに感謝して投げるのだ。お互いを高め合って勝利に向かっていく共同作業の中で、四球はたとえ計算上は単打と同じでもまったく別のもの。投手と野手の連帯感をそぐものになることが多い(もちろん勝負を避けるべきと野手が思う時もあるから全部が全部ではない)。
キャンプで一つのボールを全員で追い、一つのアウトを全員で集中して取っていくという基本方針を明確にした。フィールディング練習の成果は確かに感じられた。しかしバッテリーが四球を減らすことに対してもっと真摯にならなければ、好循環の流れを加速できないだろう。
隼太には吸収の良さを感じる。脚力がそれほどないという噂もあるが、守備と走塁のセンスを磨いて、パンチ力、長打力もある福本さんのような小兵に育って欲しい。
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