自称阪神タイガース評論家(跡地)

かつてブログ「自称阪神タイガース評論家」があった場所。
ABOUT
まとまらない見えない試合
 つらい一日、つらい試合。藤井が前日の一塁までのダッシュでやった裏ももピリリで抹消。これが予定通りなのか坂も抹消で、登録は即先発の安藤と小宮山。

人気blogランキング >>
 ケガ、試合展開、選手の起用方法…これらが渾然一体となって、再び「なにやっとんじゃタイガース」という気持ちでいっぱいになる。前日のように試合展開が良いと一瞬忘れられる。結果がともなわなかったとしても、納得の選手起用があれば、苦しくても耐えねばならぬ…と大人の対応ができる。
 でもこうやって大きな流れとしての「なにやっとんじゃタイガース」をつきつけられつつ、大負けを喫すると、どんよりだ。

 いつも言うことなのだが、大敗はまったく悪いことじゃない。どうやって負けるか。負け試合をどう活用するかなのだ。
 今年はファイターズ先生にいろいろと野球を教えてもらっているので、その流れで言えば、例えばファイターズは火曜に3−12で大敗している。吉川の危険球退場からの展開だからもちろん予定外の試合展開で、試合終了後の首脳陣の口から出た「途中で席を立つファンに申し訳なかった」という言葉にウソはないだろう。しかし心の中では出番が少なくなっているブルペン投手の見極めや調整、ベテラン選手の休養ということも考えていたはずだ。そんな「捨てゲーム」の翌日は、キッパリ切り替えて、キッチリ投手戦を競り勝っている。

 さて、本調子ではなさそうだったが相手投手はエース田中まーくん。残念ながら大差がついた試合展開。でも出てくる投手が、久保、渡辺、鶴。それが現在のタイガースの負け試合への準備ということなのだろう。これはかなり残念な順番、人選だった。それぞれの投手に何を期待しているのか、まずもってそれがわかりにくい。単純に久保にはローテの軸になって欲しい、渡辺にはリリーフの2,3番手に食い込んで欲しい、鶴には将来のローテ投手になって欲しいというのがそれぞれの目標なのではないのか。そうだとするなら、それに適した課題の与え方がある。

 首脳陣の期待、本人のイメージ、そして実際に起用する場面。これらがマッチしていないから、「何のため」が見えず、力が湧き出てこない…そのように見える。ブルペンの駒の揃え方、負け試合での使う順番や与えるべき課題、とにかくボヤボヤだった。

 先発安藤、休み明け、もう一段上のコントロールを期待されている。フェルナンデスの一発は上手かったけどね。

 今成って本当に素晴らしい打撃してるなあ…と感心した試合。聞くところでは肩も良く、送球までも素速いのだという。
 それでもファイターズ先生の結論は二軍。鶴岡、大野、コーチ兼任の中嶋の陰では、まず二軍で捕手のなんたるかを学ぶべきだという判断だったのだろう。あの素晴らしい打撃を目の当たりにしても、野手転向、打者として即戦力…としないのがファイターズ先生の卓見なのかもしれない。

 タイガースはどこに向かっているのか。わかりやすけりゃいいってもんじゃないけど、こうまでわかりにくいとバラバラにしか見えない。あれこれあれこれ調子合わせて言ってても矛盾だらけだ。

 ともあれ今成は本当に見どころのある打席を重ねた。鳥谷もまーくんとの勝負、良かった(あの牽制死はなんだったんだ?)。
 田上もナイスヒット。落球エラーになって残念だったけど、逆に捕っていれば大ファインプレー。気を落とさずがんばれ!

 試合にまとまりがないから、感想もまとまらない。まあ一言でまとめるなら「アホか」だな。

人気blogランキング >>

週刊【非公式】虎バカマガジン



Posted by torao at 09:14 | comments(17)
[阪神]たわいない話
<< 岩田好投、平野好守、攻撃的四球で勝利 | TOP | 【読書感想文】トラ番記者が見た! 阪神タイガース事件の真相 >>

「優子圧勝!優也完敗!」ほんと一言で言えば「アホか」。
しいて言えば、最終回マー君の総選挙観賞阻止の今成の粘りは良かった!だけど肝心なリードがネェ…
| 虎ジジィ | 2012/06/07 9:22 AM |
大和のファンには悪いけどスタメンを見た時点で吹いた。スクイズを外されておいて、選手のせいにされるわけですか?柴田も9番でいい味を出してたのに、こんな形で2番に「栄転」させられて、困惑したと思う。スタメン発表で燃えさせて欲しい。
楽天のあんなふざけた打線に8点も取られたからにはキャッチャーの頭がおかしいという事になると思うが、今成は猛打賞なので、投手との意思の疎通がならなかったのだろう。一日も早く、今成ここにあり、というところを見せて欲しい。
| こうご | 2012/06/07 9:34 AM |
某スポーツ記事報道によると試合後、有田Cが捕手起用について質問されるとキレたらしいですが、そりゃ記者だって質問もしますよ!
有田Cもここは怒るとこではなく「今成の打撃に期待した、小宮山たちと一緒に育てていくつもり」と腹をくくって言ってほしかった。明日の捕手は誰なんですかね?
| ガク | 2012/06/07 11:06 AM |
和田監督は打撃力>>>>リードなので、猛打賞の今成が当分レギュラーじゃないですかね。
大和と小宮山がレギュラーかな?とオーダー見てガッカリ通り越して笑ってしまいました。
徐々に改善したきたオーダーもほとんど元に戻りました。
うーん、言葉がないw絶望的です。
| 明日虎 | 2012/06/07 11:27 AM |
藤井再離脱はア痛タタタですが、いずれ捕手は育てなければいけなかったことに変わりないんですから、腰をすえてじっくりと捕手育成に取り組んでもらいたいです。
それも有田コーチに授けられた重要な任務じゃなかったの?
今成については、また一人「打てる元捕手」のコレクションが増えましたってことのないように、きちんと育ててもらいたいものです。
| いわほー | 2012/06/07 12:38 PM |
鶴の位置はずっとここですか?鶴は様子見るだけの存在?交流戦は安藤中継ぎでもいいと思うけど。
日ハムは大敗の試合は先を考えた起用をしてるが阪神は...
マー君は昨日「イマイチどころかイマサン」と言ってた。巨人戦は杉内との投手戦。
イマサンでも勝てる阪神だが、巨人なら昨日は絶対負けていただろう。

G 阿部は好きリードだし阪神打線もお手の物。投手もよく応えている。野手も原さんの指示通り1点をとる野球は機能している。杉内の存在はやはり大きい。


| 虎ねえ | 2012/06/07 12:41 PM |
好きリード→好リード
でした。スミマセン
| 虎ねえ | 2012/06/07 12:42 PM |
今成は第二の矢野を目指してほしいけど、数年後には安易な野手転向の道を歩かされる気がします……。

坂はチャンスらしきものがないまま降格ですね。鳴尾浜で汗を流している若虎達は、どんな思いでしょう。
ファームといえば、高濱がイースタンで打率一位でした。高濱移籍を導いた人は、昨日のファームで中継ぎ登板。一回持たずでKOされようです。まさか、第二の山沖じゃないですよね……
| 虎おやぢ | 2012/06/07 12:57 PM |
今成のバッティングは素晴らしかった。低迷する打撃の中でもよくめだった。
だがファイターズ先生が何故二軍に止めておくのかよくわかった。捕手として使うにはまだまだ修行が足りない、ということか。
安藤の球のキレはすごく良かった。2ストライクに追い込んだあとが悪い。
バッテリーの息が合わないのか、リードがむちゃくちゃなのか、この繰り返し。打たれて当然、負けて当たり前だったように思います。
負け試合の流れ(こんな言い方はしたくないが)の投手の使い方も気に入らない。久保が打たれ、次に似たような投球をする渡辺をなぜ並べて投入するのか全く解らない。
不足、不満ばかり言う自分が性格の悪い人間になっているようで辛いが、ついついね。
「なにやっとんねんタイガース」
でも、応援するよ!
アホ球団と言われないようにね!
| トラ11 | 2012/06/07 2:28 PM |
藤井離脱。
球団の発表はまだですが、おそらく筋疲労からの挫傷(肉離れ)でしょう。
若くて体力バリバリの選手ならともかく、体格的に恵まれず、ショートバウンドも
果敢に体で止めに行くキャッチャーだけに下半身への負担は大きかったはず。
小宮山を「打てない」との理由から鳴尾浜送りにされてからと言うもの、殆どの試合で
スタメンマスク。
負担が藤井の身体に集中した。
決して「不測の事態」ではなく、「充分予想された事態」だっただけに残念で仕方ありません。
久保にしても「俺の居場所って、ここ?」っていう気持ちでしょうね。
通常の6連戦に戻った時にどういった扱いのするのか、中継ぎ陣の編成に手を入れるのか、
さっぱりチンプンカンプンです。
以前ここで「投手と言う繊細な生き物に対して、無神経な首脳陣」と書きましたが、
まさに交流戦に入ってからの投手起用に、配慮のかけらも感じられません。
藤井−小宮山の併用で、怪我や配球のパターン化を防止すると言う素人の私でも思いつく
マネジメントもできないんだから・・・。
今成の起用自体に異を唱える訳ではないけど、じゃあ5月に入団したキャッチャーを
使うなら踏むべき手順があるんじゃないですか?ってことですよ。
百歩譲って古田や城島クラスの自分で投手を引っ張れる捕手なら分からんではないけど
「所詮キャッチャーは壁」くらいの意識しかないんですかね?
もう少し、チーム全体の細かい所に至るまで神経を張り巡らせて欲しいものです。
| 西田辺 | 2012/06/07 2:49 PM |
鳥谷の牽制死、相手のセカンド?に完璧にブロックされてましたね、、初めて見たプレーでした。
| koo | 2012/06/07 4:04 PM |
今成は素晴らしいバッティングでしたね。小宮山を上げていきなり使うというのはそれこそ「なんで落としたの?」ということになるのでスタメンは今成か岡崎で良かったと思います。
中継ぎ全然できてないのに久保に投げさせるのはなんのため?誰もが山井みたいにどっちもできる訳ないじゃん。先発の枠に入れないのなら二軍で調整させればいい。
さすがにそろそろ一、二軍の入れ替えが活発になってきますかね。(一応)期待して待ってよう。
| ブルー | 2012/06/07 5:35 PM |
藤井離脱で悪い予感がしました。ハッキリ言って相手チームがミス連発してくれない限り勝てないチーム状況になってしまいました。4番、捕手がキツイですよね。
キツイけど仕方無いって感じですし。

やはり優勝出来る戦力がある時にキチンと優勝しておくべきですね。
過去をどうのこうの言っても始まりませんが。

まだ和田監督の野球が見えてこないです。
| ミキトラ | 2012/06/07 6:36 PM |
皆さんが言うとおり、藤井の離脱は痛い。今成も頑張っていると思うが、昨日の配球ではファイターズで2軍だったのもうなずける。解説の武田さんも最後の配球に?だった。打撃は良かったが。全体的に和田監督は、どうゆう野球をしたいのかわかりません。なんかいろいろなところに気を使っているように思います。それでは、前真弓監督と一緒だと思います。ファンは和田監督のぶれない姿勢を見たいのだと思う。まだ遅くないのでかっこたる姿勢を試合で見せてほしいです。
| 光る虎 | 2012/06/07 7:58 PM |
 ゆっくりできる日に限って試合がない、というね…。一軍の試合を生で最後まで見たのも、ここ最近ないなあ。
というわけで、寂しさのあまり覗きにきてしまいましたが、やっぱり辛口のコメントが多いですね。
 特に今成については賛否が分かれているようで。
個人的な印象だと、巨人の阿部タイプという、どちらかといえば攻撃型の捕手なんかな、という印象です。足はおそらくもっと速いでしょうが。
経験を積ませて、投手との相性も見つつ彼を正捕手、小宮山等の守備型捕手で脇を固める、っていう体制もアリっちゃアリとは思います。
そこは好みの問題でしょうが、ただ自分は先から表明しているように、まずは点を取るより取られない為の捕手だと考えています。
それに、四月には球児や安藤に引っ張られながら着実に成長していた小宮山の姿をもっと見てみたい。
 それに、首脳陣も果たしてそこまで先を見据えての起用なのかもちょっと疑わしいですね。
あくまで、藤井が復帰するまでの急場しのぎとしか考えてないんじゃなかろうか。
藤井復帰の後、結局出番が少なくなった今成が『自慢の打撃と脚力を生かすため』の外野コンバート、しんどい捕手育成はまたもうやむやの先送りって、横着をしそうなんですよね、今の首脳陣って…。
 
| 梅虎 | 2012/06/07 9:11 PM |
梅虎さん。ほんとにそうですね。〜〜〜〜〜ため息ため息
いや!また、明日からエール送りますやん。うちらの阪神に!
| まやあ | 2012/06/08 12:26 AM |
管理人様の考えはよくわかります。昨日は,シーズンによくある「負け試合」であり,4,5,6,7番がノーヒットで,先発が早々にノックアウトされたのだから,采配うんぬんを責める試合ではないはず。しかし,責める気持ちはよく分かる。

阪神は,負け試合のやり方が下手だ。昨日は,若手のいい経験を積む機会として利用すればよかったのだと思う。たとえば,安藤がノックアウトされた段階で,次に出すピッチャーは,当然,鶴ではないか。鶴が2回もしくは3回ぴしっと締めてくれれば,試合の流れが変わったかもしれない。久保や渡辺が抑えても流れは来ないと断言でき
る。できれば,鶴ではなく,歳内や白仁田などが敗戦処理をすれば,なおよろしい。
観戦したファンも,新しい選手を見ることができて喜ぶと思う。

もっと言えば,今シーズンそのものを「負け試合」にして,キャッチャー今成なり小宮山を一人前にするシーズンにするんだ!と割り切るなら,私は,いくらでも我慢しようと思います。
目先の勝ち,また,優勝に,あまりに囚われすぎている首脳陣なのではないかと思ってしまう。真面目すぎるというか,柔軟性がないというか,長期的戦略を立てられな
いというか・・・
| melbourne | 2012/06/08 6:21 AM |

←必須!「通りすがり」等は禁止!独自のハンドルネームを入れて下さい。

←空欄可。メールアドレスは入れないで!



評論家たちの声
Tigers-net.com様のご協賛により、
T-Blogで運営しています。