2005.07.06 Wednesday
ホークス城島がFA取得。メジャーか残留か、オフは大騒ぎになりそう。14連勝後のお立ち台から、杉内が早くも残留要請をしたとか。その件のモチベーションもあって、今季のホークスは最強。どう挑む?マリーンズ、タイガース。
古田捕手、すまない。井川が初安打など打って、スペンサーの足が遅かったばかりに、要らぬ衝突プレーを生んでしまった。その前でつなげなかった藤本も、宮出の肩が良すぎたこともすべて古田には不運だった。それにしても、左足首のねんざとは、どれだけ激しいアタリをしたのか…。
井川、新球ツーシームでスイスイ。立ち上がりに二度出した無死の走者を、いずれも併殺で切り抜けたのが大きかった。いままで使っていなかった球を多投して、相手ベンチを混乱させた。少しずつ先発に良い流れが出来てきている。徐々に徐々に…それで良い。それが一番良い。
T勝って、S&D敗れ、ゲーム差は順調に離れて6.5に。オールスターを前に、やや予想外の展開だ。
2年前はどれだけ離しても、どうせ今に落ちてくると言われた。私もそう思っていた(笑)。そういう歴史と伝統のあるチームだったから。だが例外が起きた。そして、今年も同じようにぐんぐん引き離せば、もはやそれが新しい伝統だ。
選手たちも慣れたもので、もうリーグ優勝を禁句扱いする雰囲気はどこにもない。当ブログではすでに発表済みだったが(笑)、藤川が月間MVPを初受賞。「優勝できる? (シーズン)最初からそう思っています。失速することはない。大丈夫だと思います」と語る。
中継ぎ投手の受賞は異例だ。先発やクローザーに目覚ましい成績を残した投手がいなかったという幸運もあったが、それにも増して、記録と記憶に残る投球を続けた結果だ。これで名実ともに球界を代表するスーパーセットアッパーだ。なお、当ブログでは受賞した鳥谷も候補にあがっていたそうだ。
ここぞの場面で3ランHRの今岡がお立ち台。選手会長就任時から言い続けている岡田監督の胴上げについて、「まだ早いですけれど…いいです。期待してください」と言い切る。
赤星が足で出て、鳥谷が練習のままに犠打を決め、シーツ先制タイムリー、金本は避けられて四球…。好調時を思い出すには絶好の場面だった。そう、打点を稼ぎまくった今岡は、ここでボール球をスタンドに放り込むんだったなぁ。記憶喪失の治療を施すかのように、打線みんなで今岡に協力し、今岡もその流れの中に無心で身を置いたようだった。
低すぎ内すぎの球を、切らさずにスタンドまで放り込む。スワローズとの対戦率は.400。「古田の常識外」の打撃が戻ってくると強い。
試合終盤はひどい雨となってしまった。激しい雨は体力、集中力を奪う。4−1で迎えた8回ウラ、先頭の今岡が不振脱出を印象付ける貴重なヒットで出塁、当然と思われた代走が送られない。スペンサー凡退、矢野ヒットでつないだ一死一二塁、いつもなら代打という状況でも藤本そのまま。おや?という場面だった。
前田、秀太は二軍だが、二塁と三塁を守れるものはそれなりにいる。岡田監督の真意はわからないが、雨の内野をいきなり守らせる危険を感じたのではないだろうか。
加えて、ここは藤本につなぎを期待した部分も多分にあろう。ここに来てようやくバットの出方もよくなってきている。粘って粘って、結局14球目で見逃し三振に倒れたが、代打策に勝るとも劣らない結果だったと思う。スワローズ選手の「もうカンベンしてくれ」という声が聞こえてくるようだった。同時に簡単にポップフライを打ち上げてしまう藤本の中にある、イヤらしい打者への可能性と意地を見たように思う。
守っては続く9回表、無死1塁。不安定な久保田が打たれたヒット性のあたりをファインプレー。久保田劇場の開演を防いだ。この試合、終盤大雨の中での働きが、藤本浮上のきっかけになるような気がした。
古田捕手、すまない。井川が初安打など打って、スペンサーの足が遅かったばかりに、要らぬ衝突プレーを生んでしまった。その前でつなげなかった藤本も、宮出の肩が良すぎたこともすべて古田には不運だった。それにしても、左足首のねんざとは、どれだけ激しいアタリをしたのか…。
井川、新球ツーシームでスイスイ。立ち上がりに二度出した無死の走者を、いずれも併殺で切り抜けたのが大きかった。いままで使っていなかった球を多投して、相手ベンチを混乱させた。少しずつ先発に良い流れが出来てきている。徐々に徐々に…それで良い。それが一番良い。
T勝って、S&D敗れ、ゲーム差は順調に離れて6.5に。オールスターを前に、やや予想外の展開だ。
2年前はどれだけ離しても、どうせ今に落ちてくると言われた。私もそう思っていた(笑)。そういう歴史と伝統のあるチームだったから。だが例外が起きた。そして、今年も同じようにぐんぐん引き離せば、もはやそれが新しい伝統だ。
選手たちも慣れたもので、もうリーグ優勝を禁句扱いする雰囲気はどこにもない。当ブログではすでに発表済みだったが(笑)、藤川が月間MVPを初受賞。「優勝できる? (シーズン)最初からそう思っています。失速することはない。大丈夫だと思います」と語る。
中継ぎ投手の受賞は異例だ。先発やクローザーに目覚ましい成績を残した投手がいなかったという幸運もあったが、それにも増して、記録と記憶に残る投球を続けた結果だ。これで名実ともに球界を代表するスーパーセットアッパーだ。なお、当ブログでは受賞した鳥谷も候補にあがっていたそうだ。
ここぞの場面で3ランHRの今岡がお立ち台。選手会長就任時から言い続けている岡田監督の胴上げについて、「まだ早いですけれど…いいです。期待してください」と言い切る。
赤星が足で出て、鳥谷が練習のままに犠打を決め、シーツ先制タイムリー、金本は避けられて四球…。好調時を思い出すには絶好の場面だった。そう、打点を稼ぎまくった今岡は、ここでボール球をスタンドに放り込むんだったなぁ。記憶喪失の治療を施すかのように、打線みんなで今岡に協力し、今岡もその流れの中に無心で身を置いたようだった。
低すぎ内すぎの球を、切らさずにスタンドまで放り込む。スワローズとの対戦率は.400。「古田の常識外」の打撃が戻ってくると強い。
試合終盤はひどい雨となってしまった。激しい雨は体力、集中力を奪う。4−1で迎えた8回ウラ、先頭の今岡が不振脱出を印象付ける貴重なヒットで出塁、当然と思われた代走が送られない。スペンサー凡退、矢野ヒットでつないだ一死一二塁、いつもなら代打という状況でも藤本そのまま。おや?という場面だった。
前田、秀太は二軍だが、二塁と三塁を守れるものはそれなりにいる。岡田監督の真意はわからないが、雨の内野をいきなり守らせる危険を感じたのではないだろうか。
加えて、ここは藤本につなぎを期待した部分も多分にあろう。ここに来てようやくバットの出方もよくなってきている。粘って粘って、結局14球目で見逃し三振に倒れたが、代打策に勝るとも劣らない結果だったと思う。スワローズ選手の「もうカンベンしてくれ」という声が聞こえてくるようだった。同時に簡単にポップフライを打ち上げてしまう藤本の中にある、イヤらしい打者への可能性と意地を見たように思う。
守っては続く9回表、無死1塁。不安定な久保田が打たれたヒット性のあたりをファインプレー。久保田劇場の開演を防いだ。この試合、終盤大雨の中での働きが、藤本浮上のきっかけになるような気がした。