2005.07.28 Thursday
台湾プロ野球界に野球賭博禍。過去にも八百長で人気を失った経験を持つ国なのに…。ちなみに八百長の語源はこちら。
山形では深夜のドロー劇。TとDは4.5差に。面白くなってきた。
さあ、ジャイアンツが生き返るのか?足に張りを訴えた清水の代わりに入った俊足・鈴木が活躍して雰囲気が変わった。
終盤代走を送られたローズが不満を表し、チームの勝利を喜んでいないかのような行動をとったとか。ここらへんを切り捨てていけばV字回復もあるチームだ。
まだ「開幕」してなかった選手たちを使った。スペンサー、関本、江草、橋本。結果の出た者も、出なかった者もいるが、終盤戦も魂を燃やしてくれ。これから苦しいところで全員の力が必要なのだから。
強い強いと言ったって、5位のチームにも完敗する程度だ。まだまだホークスなみの凄みはない。それがわかったら、「絶対勝ち越し」と「繋ぐ野球」を忘れずに、リラックスして、思いっきりやって来い!それで良い。
東京ドームのGT戦だ。かつてのゴールデンカードが満員にならない。44,389人という発表は満員に近いが、ポール際左右内野席はゲーム終盤まで青い空席が見られたし、そんな状況では上の方にも空席があったのかも知れない。この光景、なにかひっかかるものがある。ああ、そうそう大相撲だ…。
1989年11月場所から1997年5月場所まで、666回連続で「満員御礼」の垂れ幕が下がり、この世の春を謳歌した大相撲。その後の人気の凋落ぶりは目を覆うばかり。思えば相撲も人気にあぐらをかき高い見物料を改めようとせず、魅せることを忘れ、選手の巨大化によるケガ、スピード不足、技術の低下が人気を失う原因だった。ギネスにも載った「嘘っぱち5万5千人」ジャイアンツとの共通点は意外と多い。
だがこれを「読売の没落、ざまーみろ」と見ているだけでは意味がない。そうすれば必ず自分も同じ穴にはまることになる。プロ野球あってのタイガース、12球団あってのタイガース。
実はかなり懸念していることがある。少し前までは「もはやジャイアンツではなく、タイガースが人気でも実力でも野球界をリードする存在になった」と大げさに言っては喜んでいたが、今やその言葉は大げさでも景気づけでもなく、真実になってしまった。実例を挙げるまでもない程、すべての野球ファンが実感していることである。
とりわけ強調したい。タイガースが頂点にいるのは、ジャイアンツや他のチームの凋落によって突出したということ、また、タイガースの躍進がまきおこす「熱」の温度自体は下がっているということを忘れるな。約20年ぶりの優勝と、2年ぶりの優勝では爆発力に違いがあるのは当たり前。今後常に優勝を争うチームになれば、その熱はどんどん低温下していくことになる。天下は永遠に続くものではない。
タイガースが弱かった頃、いつも思っていたこと。ジャイアンツばかり強くてもダメだ。全チームが大混戦になるような仕組みをつくらなくてはいけない。今、強いチームになったタイガースを見て、やっぱりもっともっと勝ちまくって欲しいと思うので、どうやらただ勝ちたかっただけなのだが(笑)、「一人勝ち」は絶対に良くない。いつまでも弱小チームのサポーターのつもりでいても、他の野球ファンから見れば、ジャイアンツ以上に成功している「ビッグ・クラブ」であるという認識も持つべきだ。
そういうワケで、強すぎ、勝ちすぎは決して喜んでばかりいられないということ。
さあ、マッチレース、大混戦、望むところだ。束になってかかって来やがれ!(笑)
と、福原の気持ちになって現実から目を反らせるテスト。
山形では深夜のドロー劇。TとDは4.5差に。面白くなってきた。
さあ、ジャイアンツが生き返るのか?足に張りを訴えた清水の代わりに入った俊足・鈴木が活躍して雰囲気が変わった。
終盤代走を送られたローズが不満を表し、チームの勝利を喜んでいないかのような行動をとったとか。ここらへんを切り捨てていけばV字回復もあるチームだ。
まだ「開幕」してなかった選手たちを使った。スペンサー、関本、江草、橋本。結果の出た者も、出なかった者もいるが、終盤戦も魂を燃やしてくれ。これから苦しいところで全員の力が必要なのだから。
強い強いと言ったって、5位のチームにも完敗する程度だ。まだまだホークスなみの凄みはない。それがわかったら、「絶対勝ち越し」と「繋ぐ野球」を忘れずに、リラックスして、思いっきりやって来い!それで良い。
東京ドームのGT戦だ。かつてのゴールデンカードが満員にならない。44,389人という発表は満員に近いが、ポール際左右内野席はゲーム終盤まで青い空席が見られたし、そんな状況では上の方にも空席があったのかも知れない。この光景、なにかひっかかるものがある。ああ、そうそう大相撲だ…。
1989年11月場所から1997年5月場所まで、666回連続で「満員御礼」の垂れ幕が下がり、この世の春を謳歌した大相撲。その後の人気の凋落ぶりは目を覆うばかり。思えば相撲も人気にあぐらをかき高い見物料を改めようとせず、魅せることを忘れ、選手の巨大化によるケガ、スピード不足、技術の低下が人気を失う原因だった。ギネスにも載った「嘘っぱち5万5千人」ジャイアンツとの共通点は意外と多い。
だがこれを「読売の没落、ざまーみろ」と見ているだけでは意味がない。そうすれば必ず自分も同じ穴にはまることになる。プロ野球あってのタイガース、12球団あってのタイガース。
実はかなり懸念していることがある。少し前までは「もはやジャイアンツではなく、タイガースが人気でも実力でも野球界をリードする存在になった」と大げさに言っては喜んでいたが、今やその言葉は大げさでも景気づけでもなく、真実になってしまった。実例を挙げるまでもない程、すべての野球ファンが実感していることである。
とりわけ強調したい。タイガースが頂点にいるのは、ジャイアンツや他のチームの凋落によって突出したということ、また、タイガースの躍進がまきおこす「熱」の温度自体は下がっているということを忘れるな。約20年ぶりの優勝と、2年ぶりの優勝では爆発力に違いがあるのは当たり前。今後常に優勝を争うチームになれば、その熱はどんどん低温下していくことになる。天下は永遠に続くものではない。
タイガースが弱かった頃、いつも思っていたこと。ジャイアンツばかり強くてもダメだ。全チームが大混戦になるような仕組みをつくらなくてはいけない。今、強いチームになったタイガースを見て、やっぱりもっともっと勝ちまくって欲しいと思うので、どうやらただ勝ちたかっただけなのだが(笑)、「一人勝ち」は絶対に良くない。いつまでも弱小チームのサポーターのつもりでいても、他の野球ファンから見れば、ジャイアンツ以上に成功している「ビッグ・クラブ」であるという認識も持つべきだ。
そういうワケで、強すぎ、勝ちすぎは決して喜んでばかりいられないということ。
さあ、マッチレース、大混戦、望むところだ。束になってかかって来やがれ!(笑)
と、福原の気持ちになって現実から目を反らせるテスト。