2005.08.12 Friday
ウッズも金本もスゴイなあと思っていたが、Bsのガルシアが2試合連続3本ずつ計6発だって。だけどこれって…まあ「楽天参考記録」?(笑)。
橋本抹消で、ダーウィン登録。対D1戦目を見る限り、橋本は直球、チェンジアップとも良くなかった。二度目の抹消だが、また最短で調子を上げてきて欲しい。ダーウィンはずっと下で良い投球をしていた。自信持って行けよ。どっちにしたって「進化!」とか「進化せず」とか書かれるんだけど(笑)。
岡田監督の心理を必死で揺さぶろうとした落合妖術。だが、揺さぶられたのは岡田監督の首だけ(画面に抜かれると岡田監督はいつも首を動かしているのはなぜ?)。虚々実々の駆け引きは、ドラゴンズの苦しい投手事情を浮き彫りにしたに過ぎなかった。
落合監督「中継ぎも抑えも使わずに、1勝2敗なら上等じゃないか。これだけ休ませれば、立ち直ってくれるだろう。みんな疲れはある」。OK、これぐらいのことを言わせるようなら、上等じゃないか(笑)。
「(続き)ゼニを稼ぐやつはこれから。ここから落ちるヤツは、お金が上がらない」きゃー怖い!妖術は捨てて、脅迫?(笑)。
それにしてもウッズは抑えられなかった。やはりこういう状態になってしまうと、投手も手元が狂ってしまうのだろう。ぶつけたり、甘くなったり。でも、この日も立浪を切ったことでソロで済んだ。最後の止めたバットでヒットの場面では、天真爛漫な笑顔で、明らかに「勝負は終わっている」というムードを醸し出してくれた。
好調の今季もやっぱり得点圏打率.284。まだ早いがあえて言っちゃう。「シーツで良かった」(笑)。
赤星3安打2得点。5回の内野安打が効いた。
鳥谷カヤの外も好守連発。守備位置、打球の追い方、グラブへの収め方、送球動作、向上心をもって、必死に攻めているのがよくわかる。
シーツ2安打2打点。5回の繋ぎ、8回のダメ押し、サンキューアンディー。
金本3安打3打点、今岡2安打2打点。タイガースの山田&岩鬼復活(笑)!祝1000試合連続出場、アニキ!
桧山1安打2三振1二ゴロ。らしくてイイ(笑)。
矢野1安打&ナイスリード。内角を上手く使った!
藤本3安打1打点。グレートジョブ。
安藤6回3失点は、上出来。決め球が甘く入る苦しい立ち上がり。だが2点先制されるも併殺を取れたのが大きかった。途中から球審渡真利のストライクゾーンが異常に広いことに気づき(笑)、安定した投球に持ち込んだ。もう、安藤はこれぐらい投げて当たり前という信頼を完全に勝ち得た。
JQK、当たり前のように抑える。特にウィリアムスは、イヤな内野安打を打たれ、打球処理の際に足元を引っかけたりしたが、落ち着いていた。球児はちょっとアンラッキーだったけど、まあ良し。久保田も緊張感が欠けそうな場面でもよく投げた。
終盤、岡田監督はどんどん選手を代えた。これはとても良いことだと思う。この3連戦は、ベンチを含めた総力戦で、これまで好調だった時を思い出し2勝1敗で勝ち越す。その勝利を皆で掴んだという気持ちを共有できる選手起用だった。ちょっと中村豊は照明が目に入る不運があったけどね。
序盤からリードを許す展開となったが、ひっくり返したのは今岡の芸術的な一打。いや、芸術だとしたら、これは相当な前衛芸術だ(笑)。5回表、1点取って1点差、なお一死二三塁のチャンスでカウントは2−3。勝負球のシュートがインハイ、というより顔の前に浮く。四球で満塁…かと思ったら、手先だけでポンと払うと、頭を越すのに十分な高さを保ったハーフライナーがサードの上を越していく。ドラゴンズ自慢の外野陣でも二者の生還をどうすることもできないマンガみたいな2点タイムリー。岩鬼というより殿馬かな?(笑)。
試合を支配したのは金本。4回のソロHRは、好調な立ち上がりだった川上を動揺させ、味方に勇気を与えた4番の仕事。タイミングをずらされながらも、右肩、右足の開きを我慢してヘッドの速度を保った技ありの一発。
5回の左中間フェンスダイレクトのタイムリー二塁打は、ウッズのHRでいやな流れになりかけたが、またしても点差を詰めるとともに、猛反撃に油を注いだ。あとちょっとでHRだったが、逆に入らなくて良かった。低めの落ちる球を腕の伸びるところで素直に打ち返した力強い打撃だった。
7回先頭打者として放ったHRは、ナゴヤドームの天井をかすめるような驚きの弾道。人間離れした金本の打撃が完全に復活した。推定飛距離150mという5階席に飛び込んだ、点差以上に試合の流れを決定づける驚弾。
エース対4番、やや甘かったかも知れないが、いずれも失投という球ではない。良い勝負だった。
この日、川上は中5日での登板。川上の力を持ってすれば、スタミナ的にもなんの不安もなかろうが、心の片隅に、いつもと違う中5日で登板しているという意識は絶えずあったに違いない。ましてや、自分も含め先発投手陣は打たれ続けている。自分がという強い意識もあったはずだ。そして、岩瀬を始めリリーフ陣に不安がある。長い回を投げなければ…。
1回、2回と順調に飛ばす。左右の厳しいところにビシビシと勝負球を決めた。2回ウラには2点の援護をもらい、あとは淡々とイニングを進めるのみ…川上はそんな心境だったろう。
3回表は、8番の藤本から。この回は問題ないはずだった。しかし、前2戦で先発を関本に奪われていた藤本は、冷静に戦況が読めていた。
2年前の優勝戦線では、8番ショートのレギュラーとして、3割の打撃成績を残した。快進撃、最後の連敗、すべてを体験してきた。1勝1敗で迎えた、この3連戦の3戦目、誰が何と言おうと、物凄く大事だということが感覚的にわかっている。藤本は、2点を失った直後のこの打席で、いつもの思い切りの良い(または、何も考えてない)打撃を捨て、「粘る」ことに決めた。
川上−谷繁バッテリーも気配を感じ、決め球を厳しいところに配してくる。ところが、スライダー、直球、カーブ、カットボール…すべて手元まで引きつけてファールにした。そう、藤本はこの技術をもっているんだ。持っているのになぁ…。
7球目、空振りを取りにいったフォークを難なく見送り、2−2。こうなれば力勝負、インハイ直球…ファール。ならば低めに直球…ファール。こんな打者にこんなことやっている場合じゃない!10球目のフォークは高めに抜け、藤本はライト前に弾き返した。
川上は、今日は本調子ではないかも知れない…そんな不安を持ったかも知れない。。
タイムリーを含む3安打した藤本だが、この1本目のボディブローが与えたダメージは計り知れなかった。
試合後の藤本「きょうの勝ちは大きい。かなり大きいよ」。そのとおりだ。
橋本抹消で、ダーウィン登録。対D1戦目を見る限り、橋本は直球、チェンジアップとも良くなかった。二度目の抹消だが、また最短で調子を上げてきて欲しい。ダーウィンはずっと下で良い投球をしていた。自信持って行けよ。どっちにしたって「進化!」とか「進化せず」とか書かれるんだけど(笑)。
岡田監督の心理を必死で揺さぶろうとした落合妖術。だが、揺さぶられたのは岡田監督の首だけ(画面に抜かれると岡田監督はいつも首を動かしているのはなぜ?)。虚々実々の駆け引きは、ドラゴンズの苦しい投手事情を浮き彫りにしたに過ぎなかった。
落合監督「中継ぎも抑えも使わずに、1勝2敗なら上等じゃないか。これだけ休ませれば、立ち直ってくれるだろう。みんな疲れはある」。OK、これぐらいのことを言わせるようなら、上等じゃないか(笑)。
「(続き)ゼニを稼ぐやつはこれから。ここから落ちるヤツは、お金が上がらない」きゃー怖い!妖術は捨てて、脅迫?(笑)。
それにしてもウッズは抑えられなかった。やはりこういう状態になってしまうと、投手も手元が狂ってしまうのだろう。ぶつけたり、甘くなったり。でも、この日も立浪を切ったことでソロで済んだ。最後の止めたバットでヒットの場面では、天真爛漫な笑顔で、明らかに「勝負は終わっている」というムードを醸し出してくれた。
好調の今季もやっぱり得点圏打率.284。まだ早いがあえて言っちゃう。「シーツで良かった」(笑)。
赤星3安打2得点。5回の内野安打が効いた。
鳥谷カヤの外も好守連発。守備位置、打球の追い方、グラブへの収め方、送球動作、向上心をもって、必死に攻めているのがよくわかる。
シーツ2安打2打点。5回の繋ぎ、8回のダメ押し、サンキューアンディー。
金本3安打3打点、今岡2安打2打点。タイガースの山田&岩鬼復活(笑)!祝1000試合連続出場、アニキ!
桧山1安打2三振1二ゴロ。らしくてイイ(笑)。
矢野1安打&ナイスリード。内角を上手く使った!
藤本3安打1打点。グレートジョブ。
安藤6回3失点は、上出来。決め球が甘く入る苦しい立ち上がり。だが2点先制されるも併殺を取れたのが大きかった。途中から球審渡真利のストライクゾーンが異常に広いことに気づき(笑)、安定した投球に持ち込んだ。もう、安藤はこれぐらい投げて当たり前という信頼を完全に勝ち得た。
JQK、当たり前のように抑える。特にウィリアムスは、イヤな内野安打を打たれ、打球処理の際に足元を引っかけたりしたが、落ち着いていた。球児はちょっとアンラッキーだったけど、まあ良し。久保田も緊張感が欠けそうな場面でもよく投げた。
終盤、岡田監督はどんどん選手を代えた。これはとても良いことだと思う。この3連戦は、ベンチを含めた総力戦で、これまで好調だった時を思い出し2勝1敗で勝ち越す。その勝利を皆で掴んだという気持ちを共有できる選手起用だった。ちょっと中村豊は照明が目に入る不運があったけどね。
序盤からリードを許す展開となったが、ひっくり返したのは今岡の芸術的な一打。いや、芸術だとしたら、これは相当な前衛芸術だ(笑)。5回表、1点取って1点差、なお一死二三塁のチャンスでカウントは2−3。勝負球のシュートがインハイ、というより顔の前に浮く。四球で満塁…かと思ったら、手先だけでポンと払うと、頭を越すのに十分な高さを保ったハーフライナーがサードの上を越していく。ドラゴンズ自慢の外野陣でも二者の生還をどうすることもできないマンガみたいな2点タイムリー。岩鬼というより殿馬かな?(笑)。
試合を支配したのは金本。4回のソロHRは、好調な立ち上がりだった川上を動揺させ、味方に勇気を与えた4番の仕事。タイミングをずらされながらも、右肩、右足の開きを我慢してヘッドの速度を保った技ありの一発。
5回の左中間フェンスダイレクトのタイムリー二塁打は、ウッズのHRでいやな流れになりかけたが、またしても点差を詰めるとともに、猛反撃に油を注いだ。あとちょっとでHRだったが、逆に入らなくて良かった。低めの落ちる球を腕の伸びるところで素直に打ち返した力強い打撃だった。
7回先頭打者として放ったHRは、ナゴヤドームの天井をかすめるような驚きの弾道。人間離れした金本の打撃が完全に復活した。推定飛距離150mという5階席に飛び込んだ、点差以上に試合の流れを決定づける驚弾。
エース対4番、やや甘かったかも知れないが、いずれも失投という球ではない。良い勝負だった。
この日、川上は中5日での登板。川上の力を持ってすれば、スタミナ的にもなんの不安もなかろうが、心の片隅に、いつもと違う中5日で登板しているという意識は絶えずあったに違いない。ましてや、自分も含め先発投手陣は打たれ続けている。自分がという強い意識もあったはずだ。そして、岩瀬を始めリリーフ陣に不安がある。長い回を投げなければ…。
1回、2回と順調に飛ばす。左右の厳しいところにビシビシと勝負球を決めた。2回ウラには2点の援護をもらい、あとは淡々とイニングを進めるのみ…川上はそんな心境だったろう。
3回表は、8番の藤本から。この回は問題ないはずだった。しかし、前2戦で先発を関本に奪われていた藤本は、冷静に戦況が読めていた。
2年前の優勝戦線では、8番ショートのレギュラーとして、3割の打撃成績を残した。快進撃、最後の連敗、すべてを体験してきた。1勝1敗で迎えた、この3連戦の3戦目、誰が何と言おうと、物凄く大事だということが感覚的にわかっている。藤本は、2点を失った直後のこの打席で、いつもの思い切りの良い(または、何も考えてない)打撃を捨て、「粘る」ことに決めた。
川上−谷繁バッテリーも気配を感じ、決め球を厳しいところに配してくる。ところが、スライダー、直球、カーブ、カットボール…すべて手元まで引きつけてファールにした。そう、藤本はこの技術をもっているんだ。持っているのになぁ…。
7球目、空振りを取りにいったフォークを難なく見送り、2−2。こうなれば力勝負、インハイ直球…ファール。ならば低めに直球…ファール。こんな打者にこんなことやっている場合じゃない!10球目のフォークは高めに抜け、藤本はライト前に弾き返した。
川上は、今日は本調子ではないかも知れない…そんな不安を持ったかも知れない。。
タイムリーを含む3安打した藤本だが、この1本目のボディブローが与えたダメージは計り知れなかった。
試合後の藤本「きょうの勝ちは大きい。かなり大きいよ」。そのとおりだ。