2005.10.02 Sunday
優勝を決めた試合、関西での視聴率がかなり高かったことがわかったという。関東でのG戦低視聴率報道に明け暮れたシーズンだったが、最後にちょっとスッキリだ(笑)。
しかしG戦関東だけが野球人気ではないのと同様、T戦関西だけが野球人気ではない。その辺はくれぐれも勘違いしてはいけない。それにしてもサンテレビはすごいな(笑)。
監督が代わるチームとその後任報道のまとめ。S若松→古田?、G堀内→原、C山本→ブラウン?、Bs仰木→三村?、E田尾→野村。
Cの最下位が確定。12年ぶり?へぇそうなんだ…なんかちょっと意外。あ、そうか、ウチがずーっと最下位だったんだ!すっかり忘れてた(笑)。ナゴヤドームで9戦全敗、急に思い出してきた、あの感覚…。ああ他人事とは思えない。がんばれ!カープ!。
ウェスタンリーグ全日程終了。Tは優勝の他、個人タイトルも総ナメだという。下のタイトルを引っ提げて、翌年は上で大活躍…そんな例も多いだけに、近未来が楽しみだ。
一方で、高校生ドラフトが近づいて、各球団戦力外選手通告が相次ぐ。優勝したタイガースに例外があるでなく、微妙な立場にある選手には辛い日々だろう。
安藤を再登録(福原抹消)、即先発。この試合のミッションとして、安藤に規定投球回数に不足していた6回を投げさせるというのがあった。本人の投球も久々とは思えない、いつも通りの安定感で5回までゼロに抑える。テンポ良し、コントロール良し、直球の走り良し、変化球のキレ良し。味方も6回表までに7点を取って援護してくれる。しかしあまりにも完璧に支度してしまうと、なぜか早く結果が欲しくなってしまうから人間は面白い。コーナー一杯に決まっていた勝負球が、甘く甘く入る。連打され、動揺し、腕が振れなくなり、また打たれ…。この時安藤には「ふっふっふ」という福原の笑い声が聞こえて、うぎゃああと叫びたかったに違いない(笑)。それでもなんとか5点までで止めて、無事に先発投手の勲章「規定投球回数を超えてフタ桁勝利でチームに貯金をもたらす」を手に入れた。「うぎゃああ、じゃ何かオイ、オレはただ回数ばっかり投げただけで、なんの役にも立たなかっ…(フェードアウト)」
「ファン感謝デー in 神宮」という感じの試合。まあとにかく人様のお庭を借りて申し訳ないが、ぐるり一周Tファンが埋めた神宮のスタンドがお祭り騒ぎだ。初回から赤星が内野安打に盗塁(この日2盗塁で計60盗塁に到達)、金本、今岡連続タイムリーで2点先制。追加点は5回アニキの39号ライトへの弾丸ライナー3ランHR、5−0。6回は鳥谷のタイムリー三塁打(打球に力感が出てきた)と林のタイムリーで将来への光も見せる、7−0。その後は「安藤小劇場」で7−5。
そしてグランドフィナーレ9回は、興奮のオールスターキャスト総出演。まずは大歓声の中、代打濱中がライト前ヒット、金本二塁打、今岡敬遠(代走秀太)で無死満塁。またも大歓声が起こって代打シーツ登場。浅いセンターフライで一死。続いて「キョウイチ」の歓声に迎えられて代打桧山、よっ!人気者!(笑)。一塁線を鋭く破ってタイムリー二塁打(秀太は本塁憤死、惜しい!)、9−5、代走中村豊。藤本が低めのボール球をポップにしようとしたが、あまりにも球が低すぎてセンター前に落ちる(笑)。豊ホームインで10−5。関本にもヒットが出たが、赤星凡退で攻撃終了。みんなカッコ良かったよ!
この日のスタメン、3番ライト林、6番ファースト喜田、7番キャッチャー浅井。これまでも、消化試合で来季期待の若手を試すことはあった。だが今年はそれに加え、日本シリーズの戦力として、経験を積ませるという意味も加わる。なんて楽しいのだろう。
これまで代打でなかなか結果が出せなかった喜田だが、この日は落ち着いていた。初回2点取ってなお、二死一二塁。相手バッテリーは、直球に張っているのを見透かし、ゆるい変化球を続ける。2球目は甘いコースに来たが、喜田はあくまで直球待ちで手を出さない。4球目の変化球が同じように甘いところに入ってきた。喜田は合わせるようなスイングで弱々しい一ゴロ。チャンスは潰える。なんとも思い切りがない打席だと思ったのだが、本人は違うとらえ方をしていたらしい。思えばいつも変化球を振らされて空振り三振していたので、この日の初打席でまずは当てて楽になったのだろう。5回にはコンパクトにミートしてセンター前に今季初ヒット。2年ぶり2本目のヒットだ。こうして順を追って、自分の打撃を見せてくれるらしい(笑)。「ヒットよりノーエラーがうれしい。1本出てうれしい。林も打ったんで負けられない」というコメント。楽しみだ。
この日は林威助の打席に目が釘付けになった。スイングが良い。鋭く、速い。だから間が良い。手元まで引きつけられるから、ボール球を見極め、スイングを止められる。誘い球にひっかかるようなレベルの打者ではない。チャンスでもまったく冷静に、自分のリズムで打席に立てる。投手を打たれそうという雰囲気に追い込むことができる。
初回、一走赤星がスタート、空振りで助ける。その後ファール3本の後、センター前へライナー性のヒット。本物の3番打者でもまったく問題なさそうな存在感だった。凡退、あるいはタイムリーを打った他の打席も、その存在感はまったく変わらない。この男ただものではない。「毎日が必死です。日本シリーズのメンバーに入りたい」いや、いてくれなきゃ困る。
しかしG戦関東だけが野球人気ではないのと同様、T戦関西だけが野球人気ではない。その辺はくれぐれも勘違いしてはいけない。それにしてもサンテレビはすごいな(笑)。
監督が代わるチームとその後任報道のまとめ。S若松→古田?、G堀内→原、C山本→ブラウン?、Bs仰木→三村?、E田尾→野村。
Cの最下位が確定。12年ぶり?へぇそうなんだ…なんかちょっと意外。あ、そうか、ウチがずーっと最下位だったんだ!すっかり忘れてた(笑)。ナゴヤドームで9戦全敗、急に思い出してきた、あの感覚…。ああ他人事とは思えない。がんばれ!カープ!。
ウェスタンリーグ全日程終了。Tは優勝の他、個人タイトルも総ナメだという。下のタイトルを引っ提げて、翌年は上で大活躍…そんな例も多いだけに、近未来が楽しみだ。
一方で、高校生ドラフトが近づいて、各球団戦力外選手通告が相次ぐ。優勝したタイガースに例外があるでなく、微妙な立場にある選手には辛い日々だろう。
安藤を再登録(福原抹消)、即先発。この試合のミッションとして、安藤に規定投球回数に不足していた6回を投げさせるというのがあった。本人の投球も久々とは思えない、いつも通りの安定感で5回までゼロに抑える。テンポ良し、コントロール良し、直球の走り良し、変化球のキレ良し。味方も6回表までに7点を取って援護してくれる。しかしあまりにも完璧に支度してしまうと、なぜか早く結果が欲しくなってしまうから人間は面白い。コーナー一杯に決まっていた勝負球が、甘く甘く入る。連打され、動揺し、腕が振れなくなり、また打たれ…。この時安藤には「ふっふっふ」という福原の笑い声が聞こえて、うぎゃああと叫びたかったに違いない(笑)。それでもなんとか5点までで止めて、無事に先発投手の勲章「規定投球回数を超えてフタ桁勝利でチームに貯金をもたらす」を手に入れた。「うぎゃああ、じゃ何かオイ、オレはただ回数ばっかり投げただけで、なんの役にも立たなかっ…(フェードアウト)」
「ファン感謝デー in 神宮」という感じの試合。まあとにかく人様のお庭を借りて申し訳ないが、ぐるり一周Tファンが埋めた神宮のスタンドがお祭り騒ぎだ。初回から赤星が内野安打に盗塁(この日2盗塁で計60盗塁に到達)、金本、今岡連続タイムリーで2点先制。追加点は5回アニキの39号ライトへの弾丸ライナー3ランHR、5−0。6回は鳥谷のタイムリー三塁打(打球に力感が出てきた)と林のタイムリーで将来への光も見せる、7−0。その後は「安藤小劇場」で7−5。
そしてグランドフィナーレ9回は、興奮のオールスターキャスト総出演。まずは大歓声の中、代打濱中がライト前ヒット、金本二塁打、今岡敬遠(代走秀太)で無死満塁。またも大歓声が起こって代打シーツ登場。浅いセンターフライで一死。続いて「キョウイチ」の歓声に迎えられて代打桧山、よっ!人気者!(笑)。一塁線を鋭く破ってタイムリー二塁打(秀太は本塁憤死、惜しい!)、9−5、代走中村豊。藤本が低めのボール球をポップにしようとしたが、あまりにも球が低すぎてセンター前に落ちる(笑)。豊ホームインで10−5。関本にもヒットが出たが、赤星凡退で攻撃終了。みんなカッコ良かったよ!
この日のスタメン、3番ライト林、6番ファースト喜田、7番キャッチャー浅井。これまでも、消化試合で来季期待の若手を試すことはあった。だが今年はそれに加え、日本シリーズの戦力として、経験を積ませるという意味も加わる。なんて楽しいのだろう。
これまで代打でなかなか結果が出せなかった喜田だが、この日は落ち着いていた。初回2点取ってなお、二死一二塁。相手バッテリーは、直球に張っているのを見透かし、ゆるい変化球を続ける。2球目は甘いコースに来たが、喜田はあくまで直球待ちで手を出さない。4球目の変化球が同じように甘いところに入ってきた。喜田は合わせるようなスイングで弱々しい一ゴロ。チャンスは潰える。なんとも思い切りがない打席だと思ったのだが、本人は違うとらえ方をしていたらしい。思えばいつも変化球を振らされて空振り三振していたので、この日の初打席でまずは当てて楽になったのだろう。5回にはコンパクトにミートしてセンター前に今季初ヒット。2年ぶり2本目のヒットだ。こうして順を追って、自分の打撃を見せてくれるらしい(笑)。「ヒットよりノーエラーがうれしい。1本出てうれしい。林も打ったんで負けられない」というコメント。楽しみだ。
この日は林威助の打席に目が釘付けになった。スイングが良い。鋭く、速い。だから間が良い。手元まで引きつけられるから、ボール球を見極め、スイングを止められる。誘い球にひっかかるようなレベルの打者ではない。チャンスでもまったく冷静に、自分のリズムで打席に立てる。投手を打たれそうという雰囲気に追い込むことができる。
初回、一走赤星がスタート、空振りで助ける。その後ファール3本の後、センター前へライナー性のヒット。本物の3番打者でもまったく問題なさそうな存在感だった。凡退、あるいはタイムリーを打った他の打席も、その存在感はまったく変わらない。この男ただものではない。「毎日が必死です。日本シリーズのメンバーに入りたい」いや、いてくれなきゃ困る。