2006.03.12 Sunday
2次リーグA組は、韓国・日本・メキシコ・アメリカが準決勝進出2チームをアナハイムで、一方のB組は、プエルトリコ・キューバ・ドミニカ・ベネズエラがサンファン(プエルトリコ)にて争う。
台湾・中国・カナダ・南アフリカ・オランダ・パナマ・イタリア・オーストラリアは敗退となった。途中番狂わせもあったが、まずは順当なところが勝ち進んだと言える。
ジェフは試合で投げられるまで3ヶ月の診断だったとか。残っている投手は、ジェフが戻ってきた時、居場所がないようにしないとね。
能見は近々復帰できそうで良かった。ずっと好調&幸運で来ているので、この休みも良い方に出るよ、きっと。
好天の甲子園、開幕戦の相手スワローズとのオープン戦。だが観衆は少なく11,417人。同日夕方の大阪ドームBs−Gは18,967人を集めたので、かなり少ない。虎バブルが本格的にはじけてきたか?もしそうなら…良い傾向だと思う。球団は足元を見つめ直す時だ。特に前売り券の一斉発売は、早く改めた方が良いと思う。
Sは「お試し投手」だったので大量得点は「追風参考記録」だ。でも赤星、林、濱中も上昇気流に乗ってきたのは間違いなさそう。
金本がオープン戦初登場。ヒットは出なかったが、普通に実戦をこなしている。あとは自分で気を入れていくだけだ。
下柳も順調。思ったところに思った球筋のボールがいっている。カリブ系の選手が、シーズン終わって自国に帰ってウィンターリーグやって、カリビアン・シリーズやって、ちょっとだけ家族とオフを過ごしてまた戻ってきたりするが、まるでそんな感じのヒト(笑)。メリハリをつけない調整法が良いのだと思う。カリビアン並みのタフネスで45歳くらいまで投げい!(笑)
二番手で太陽が4回を投げた。リグスの2ランHRによる2失点だけという結果よりも、低すぎてボールという球が1球もないという投球内容に大いに不満だ。故障のことはいくらでも割り引いてやるし、力のある球が来ていることも認める。だがこのままでは次に進めない。
不調が伝えられていた橋本が8,9回を投げる。なるほど不調だ。良いストレートが少なく、シュート回転したり、抜けてしまったり。放送中も触れられていたが、これまで武器になっていなかったスライダーを磨こうとした結果、直球に悪影響が出てしまったという。なるほどなるほど。
もともと橋本は筋力で投げる投手ではない。長身、長い手足という恵まれた身体と、切り返し(投球動作の中で、打者に対し横向き→正対の回転運動)の鋭さが特長。中心軸は切れ味良く回るが、身体が大きいので見た目にはゆっくり回っているように見える…しかし最後に振り出された手から放たれたボールは、予想以上に鋭く伸びてくる。これが橋本の幻惑の仕組みだったと思う。もちろん魔球チェンジアップ自体の球筋(打者近くで大きくシュートしながら落ちる)も素晴らしいが、それもこの直球が制球良く決められるからこそ。
新球に取り組んで、得意球を悪くすることは珍しいことではないが、橋本の場合は、スライダーを大きく曲げようとするばかりに切り返しまで大きな動作になってしまったのではないか。この日の球を見る限りスライダーもダラっとした曲がりでしかなく、去年より良くなったとも思えない。身体の使い方というより握りで曲げる久保田のスライダーを参考に、直球のキレと両立させるスライダーを習得して欲しい。とにかく直球を悪くしてしまっては本末転倒。
もちろん本人もわかっているようで、素晴らしい直球もいくつかあった。これから上げてくる可能性は十分ある。後からでも良いよと思っていたが、状況が変わったのでちょっと早めでね(笑)。
それにしても投手ってのは繊細なバランスの上に成り立っているものである。
台湾・中国・カナダ・南アフリカ・オランダ・パナマ・イタリア・オーストラリアは敗退となった。途中番狂わせもあったが、まずは順当なところが勝ち進んだと言える。
ジェフは試合で投げられるまで3ヶ月の診断だったとか。残っている投手は、ジェフが戻ってきた時、居場所がないようにしないとね。
能見は近々復帰できそうで良かった。ずっと好調&幸運で来ているので、この休みも良い方に出るよ、きっと。
好天の甲子園、開幕戦の相手スワローズとのオープン戦。だが観衆は少なく11,417人。同日夕方の大阪ドームBs−Gは18,967人を集めたので、かなり少ない。虎バブルが本格的にはじけてきたか?もしそうなら…良い傾向だと思う。球団は足元を見つめ直す時だ。特に前売り券の一斉発売は、早く改めた方が良いと思う。
Sは「お試し投手」だったので大量得点は「追風参考記録」だ。でも赤星、林、濱中も上昇気流に乗ってきたのは間違いなさそう。
金本がオープン戦初登場。ヒットは出なかったが、普通に実戦をこなしている。あとは自分で気を入れていくだけだ。
下柳も順調。思ったところに思った球筋のボールがいっている。カリブ系の選手が、シーズン終わって自国に帰ってウィンターリーグやって、カリビアン・シリーズやって、ちょっとだけ家族とオフを過ごしてまた戻ってきたりするが、まるでそんな感じのヒト(笑)。メリハリをつけない調整法が良いのだと思う。カリビアン並みのタフネスで45歳くらいまで投げい!(笑)
二番手で太陽が4回を投げた。リグスの2ランHRによる2失点だけという結果よりも、低すぎてボールという球が1球もないという投球内容に大いに不満だ。故障のことはいくらでも割り引いてやるし、力のある球が来ていることも認める。だがこのままでは次に進めない。
不調が伝えられていた橋本が8,9回を投げる。なるほど不調だ。良いストレートが少なく、シュート回転したり、抜けてしまったり。放送中も触れられていたが、これまで武器になっていなかったスライダーを磨こうとした結果、直球に悪影響が出てしまったという。なるほどなるほど。
もともと橋本は筋力で投げる投手ではない。長身、長い手足という恵まれた身体と、切り返し(投球動作の中で、打者に対し横向き→正対の回転運動)の鋭さが特長。中心軸は切れ味良く回るが、身体が大きいので見た目にはゆっくり回っているように見える…しかし最後に振り出された手から放たれたボールは、予想以上に鋭く伸びてくる。これが橋本の幻惑の仕組みだったと思う。もちろん魔球チェンジアップ自体の球筋(打者近くで大きくシュートしながら落ちる)も素晴らしいが、それもこの直球が制球良く決められるからこそ。
新球に取り組んで、得意球を悪くすることは珍しいことではないが、橋本の場合は、スライダーを大きく曲げようとするばかりに切り返しまで大きな動作になってしまったのではないか。この日の球を見る限りスライダーもダラっとした曲がりでしかなく、去年より良くなったとも思えない。身体の使い方というより握りで曲げる久保田のスライダーを参考に、直球のキレと両立させるスライダーを習得して欲しい。とにかく直球を悪くしてしまっては本末転倒。
もちろん本人もわかっているようで、素晴らしい直球もいくつかあった。これから上げてくる可能性は十分ある。後からでも良いよと思っていたが、状況が変わったのでちょっと早めでね(笑)。
それにしても投手ってのは繊細なバランスの上に成り立っているものである。