2006.04.01 Saturday
3試合とも昨年の下位チームが勝ち。これが下克上大混戦の幕開けなら、良いこっちゃないの。カープは全然違うチームになったな。ジャイアンツもそう。これは面白くなるよ。
私の観戦中の口癖は二つ。まずは「とってよー」。2ストライク後、際どくボールと判定された時、球審に向けて発する。3ストライク目はなぜか厳しくなるように思うが、逆に甘めになるくらいの方が見ている分には面白いと思う。特に「見極めた」ような顔をしているが、実は「手がでなかった」見逃しについては、ボール1個分まではストライクをコールして欲しいなぁ(笑)。見逃し三振フェチか。
もう一つは「矢野がなぁ…」。実際のリードがヒドイということは本当は少ないのだが、これはもう本当に口癖で「ああ…」くらいの意味しかない(笑)。そんな言葉を吐きながら試合を見て、今年も野球が始まったんだなぁと実感。
ファンも、井川も、矢野も、ビシッとした投球を期待していた。目の覚めるような、誰も文句が言えないような。そんな期待をしたくなる投手だし、そんな今年でもあったから。でも、そのカンペキを求める気持ちがあだとなったように思う。1回を快調に立ち上がった井川だったが、ラミレスに一発を浴びてから投球が窮屈になってしまった。確かに井川の持ち味は、右打者の胸元に力のある直球、そして外へ逃げるチェンジアップ。それは間違いない。しかし、三振が欲しいと、決め球にこだわりすぎるとこの日のように窮屈な投球になる。だからといって「ちょっと芯をずらそう」なんてズルい発想になると、去年のチョロ投げ(by ichikenさん)になる。井川に必要なのはベースというか、ファウンデーションというか、やや低め、やや外め(真ん中低めだってかまわない)に、楽な気持ちで「打ってこない&打たれないはず」の直球が放れるという投球だと思う。それでこそ決め球が生きてくる。ということで、「矢野がなぁ…」(笑)。次、がんばれ!
相木がセのデビューで死球2つ。当てるのは絶対に良くない。だが結果としてこの投手は相手に嫌がられることになりそう。味方に嫌がられないようにね(笑)。
能見はしっかりとした投球をしていた。「とってよー」という球がいくつもあって厳しい状況を迎えたが、球の力を信じて投げ込めていた。これからもっと良くなりそうだ。
石川&古田にやられた。この日解説の若松前監督は、古田は各打者に対して、去年とは逆の組み立てをして、混乱させていたと言っていた。石川のように、コントロールが良く、緩急を使えて、内にも外にも曲がる球がある投手は、捕手兼監督にとっては最高の投手なんだろうなぁ。「まさかのストレート」「まさかのインコース」にまんまとやられた。
そんな中でも赤星、藤本のチャンスメーク、シーツの前向きな走塁(ラミレスの好守備は見事だった)、古田と将棋を指して勝ったかのような今岡のライトスタンドへの狙い打ち、最低限のやるべきことを実践した金本のタイムリーと、見るべきプレーも随所にあった。逆にやるべきことができなかったこともあったが、闘志を持続させて反撃したことについては○をあげよう。
特に藤本は最高のスタートを切った。ホームベース上まで呼び込んで打つポイントがしっかりしたので、打席内で慌てない。ボールの見極めが正確。3の3はデキスギだが、今年のうちの2番は違うぞというところを見せつけただけでも大きい。期待しちゃうね、これは。首位打者いけるんちゃう?それは調子に乗りすぎだね(笑)。
まあ、アレだ。タイガースの場合は「開幕敗戦」が優勝の絶対条件ということらしいので、いいんだいいんだ。…ちくしょーっ!(笑)
私の観戦中の口癖は二つ。まずは「とってよー」。2ストライク後、際どくボールと判定された時、球審に向けて発する。3ストライク目はなぜか厳しくなるように思うが、逆に甘めになるくらいの方が見ている分には面白いと思う。特に「見極めた」ような顔をしているが、実は「手がでなかった」見逃しについては、ボール1個分まではストライクをコールして欲しいなぁ(笑)。見逃し三振フェチか。
もう一つは「矢野がなぁ…」。実際のリードがヒドイということは本当は少ないのだが、これはもう本当に口癖で「ああ…」くらいの意味しかない(笑)。そんな言葉を吐きながら試合を見て、今年も野球が始まったんだなぁと実感。
ファンも、井川も、矢野も、ビシッとした投球を期待していた。目の覚めるような、誰も文句が言えないような。そんな期待をしたくなる投手だし、そんな今年でもあったから。でも、そのカンペキを求める気持ちがあだとなったように思う。1回を快調に立ち上がった井川だったが、ラミレスに一発を浴びてから投球が窮屈になってしまった。確かに井川の持ち味は、右打者の胸元に力のある直球、そして外へ逃げるチェンジアップ。それは間違いない。しかし、三振が欲しいと、決め球にこだわりすぎるとこの日のように窮屈な投球になる。だからといって「ちょっと芯をずらそう」なんてズルい発想になると、去年のチョロ投げ(by ichikenさん)になる。井川に必要なのはベースというか、ファウンデーションというか、やや低め、やや外め(真ん中低めだってかまわない)に、楽な気持ちで「打ってこない&打たれないはず」の直球が放れるという投球だと思う。それでこそ決め球が生きてくる。ということで、「矢野がなぁ…」(笑)。次、がんばれ!
相木がセのデビューで死球2つ。当てるのは絶対に良くない。だが結果としてこの投手は相手に嫌がられることになりそう。味方に嫌がられないようにね(笑)。
能見はしっかりとした投球をしていた。「とってよー」という球がいくつもあって厳しい状況を迎えたが、球の力を信じて投げ込めていた。これからもっと良くなりそうだ。
石川&古田にやられた。この日解説の若松前監督は、古田は各打者に対して、去年とは逆の組み立てをして、混乱させていたと言っていた。石川のように、コントロールが良く、緩急を使えて、内にも外にも曲がる球がある投手は、捕手兼監督にとっては最高の投手なんだろうなぁ。「まさかのストレート」「まさかのインコース」にまんまとやられた。
そんな中でも赤星、藤本のチャンスメーク、シーツの前向きな走塁(ラミレスの好守備は見事だった)、古田と将棋を指して勝ったかのような今岡のライトスタンドへの狙い打ち、最低限のやるべきことを実践した金本のタイムリーと、見るべきプレーも随所にあった。逆にやるべきことができなかったこともあったが、闘志を持続させて反撃したことについては○をあげよう。
特に藤本は最高のスタートを切った。ホームベース上まで呼び込んで打つポイントがしっかりしたので、打席内で慌てない。ボールの見極めが正確。3の3はデキスギだが、今年のうちの2番は違うぞというところを見せつけただけでも大きい。期待しちゃうね、これは。首位打者いけるんちゃう?それは調子に乗りすぎだね(笑)。
まあ、アレだ。タイガースの場合は「開幕敗戦」が優勝の絶対条件ということらしいので、いいんだいいんだ。…ちくしょーっ!(笑)