2006.04.29 Saturday
いや、確かにそんな感じの人だけど(失礼)…どういうことだろう…。
佐伯、お立ち台で泣く。相当来てたんだね、でもこっちも仕事だったんで、許してね(笑)。
濱中はツキもある。この日はボテボテのサードゴロを3本打ったが、内2本が内野安打、1本がタイムリーエラーを誘う。S三塁岩村にしてみれば、(ハマちゃんしっかり打ってよ)と言いたかっただろう(笑)。
打線がS先発ゴンザレスに抑えられた。微妙に動くストレートがクセモノ。打てそうで、現にヒットも出てるのだが、かわされる。もぎ取った2点で勝たなきゃいけない試合だったかな。
赤星が先制のきっかけとなる三塁打と2四球で、打撃好調。4回ウラにはきついマークの中、スタートを切ったが二盗失敗。米野の完璧な送球に刺された。なぜ今年はここまで捕手からの送球が良いのだろう。去年などは、意識しすぎて悪送球、赤星タダで三塁へなんていうことも珍しくなかったのに。「今年の赤星は刺せる」という心的な優位が捕手側にあるように見える。もちろん赤星という希代のランナーが、各捕手をレベルアップさせたということも言えるだろう。
同点に追いつかれた後の7回ウラ、赤星四球、藤本犠打(だんだんさまになってきた)で一死二塁。S二番手吉川のコントロールが安定せず、フルカウントからシーツへの直球が外角低めにひっかかる、腕を伸ばして飛び付くように米野が捕る。四球で一死一二塁…とその時、赤星がスキをついて三塁へスタート。米野気づいて慌てて送球、ワンバウンドになったが岩村落ち着いて裁いて赤星にタッチ、余裕でアウトだった。赤星はパスボールしたと勘違いしたと言う。大きく広がったはずのチャンスは二死一塁にしぼんだ。
状況判断の悪い暴走で、大きいプレーだったとは思う。でも前のめりのプレーだ。次に生かせば良いよ。金本もカバーしてやりたかったね。
結局決勝点は井川の暴投で入った。8回表2−2同点、走者一三塁、カウント2−3。空振りを取りに行った内低めへのスライダーがひっかかった。矢野は身体に当てたが大きく三塁方向に弾いた。スタートを切っていた一塁走者まで三塁へ。予期できないコースでもないのだからフットワーク良く身体をカベにして止めて欲しかった。また弾いた後も俊敏に処理していれば三塁にまでやることはなかったかも知れない。動きの中に「がっかり感」が現れていて、そんな空気がラロッカのダメ押し3ランに繋がっていったような気がする。矢野はいつでも絶対に気持ちを切ってはいけない立場にあるのだ。
この日も井川は良かった。ただ審判との相性というか、右打者のインコースが厳しかったので、そこは見せ球にする組み立てで、テンポ良く凡打を打たせていた。それにしても広めのゾーンに慣れかけてくると、この日の佐々木球審はえらく辛く感じた。その中では相当良い出来だったと思う。
あえて弁護してみよう。ついてなかった。6回ウラ、二死一塁で井川の打席。2−1からかすったような打球が三塁前に転がる、井川全力疾走、惜しくもアウトでチェンジ。もしバットに当たらず三振だったら、もしもう少しでもまともな当たりだったら、7回表1球目を投げる時、井川の心拍数や尿酸値は違っていただろう。無死一塁となってラロッカのセンター前へ抜けようかというゴロを鳥谷が横っ飛び。6−4−3と渡ったが一塁はほとんど同時。どっちともとれるタイミング、この日の判定は「セーフ」。鳥谷があと一瞬早くグラブからボールを取り出せれば(ちなみに現地で見ていたRyuheyさんによれば、鳥谷の反応が一瞬遅れたという)、一塁塁審の途中まで上がりかけた右手が上まで上がっていれば…。
もちろん、エースに対してそんな甘い弁護は、逆に失礼だと心得る。たとえ同点になっても、また1点失っても、絶対に気持ちが切れたような目を見せて欲しくない。ここを突き抜けろ、井川!
佐伯、お立ち台で泣く。相当来てたんだね、でもこっちも仕事だったんで、許してね(笑)。
濱中はツキもある。この日はボテボテのサードゴロを3本打ったが、内2本が内野安打、1本がタイムリーエラーを誘う。S三塁岩村にしてみれば、(ハマちゃんしっかり打ってよ)と言いたかっただろう(笑)。
打線がS先発ゴンザレスに抑えられた。微妙に動くストレートがクセモノ。打てそうで、現にヒットも出てるのだが、かわされる。もぎ取った2点で勝たなきゃいけない試合だったかな。
赤星が先制のきっかけとなる三塁打と2四球で、打撃好調。4回ウラにはきついマークの中、スタートを切ったが二盗失敗。米野の完璧な送球に刺された。なぜ今年はここまで捕手からの送球が良いのだろう。去年などは、意識しすぎて悪送球、赤星タダで三塁へなんていうことも珍しくなかったのに。「今年の赤星は刺せる」という心的な優位が捕手側にあるように見える。もちろん赤星という希代のランナーが、各捕手をレベルアップさせたということも言えるだろう。
同点に追いつかれた後の7回ウラ、赤星四球、藤本犠打(だんだんさまになってきた)で一死二塁。S二番手吉川のコントロールが安定せず、フルカウントからシーツへの直球が外角低めにひっかかる、腕を伸ばして飛び付くように米野が捕る。四球で一死一二塁…とその時、赤星がスキをついて三塁へスタート。米野気づいて慌てて送球、ワンバウンドになったが岩村落ち着いて裁いて赤星にタッチ、余裕でアウトだった。赤星はパスボールしたと勘違いしたと言う。大きく広がったはずのチャンスは二死一塁にしぼんだ。
状況判断の悪い暴走で、大きいプレーだったとは思う。でも前のめりのプレーだ。次に生かせば良いよ。金本もカバーしてやりたかったね。
結局決勝点は井川の暴投で入った。8回表2−2同点、走者一三塁、カウント2−3。空振りを取りに行った内低めへのスライダーがひっかかった。矢野は身体に当てたが大きく三塁方向に弾いた。スタートを切っていた一塁走者まで三塁へ。予期できないコースでもないのだからフットワーク良く身体をカベにして止めて欲しかった。また弾いた後も俊敏に処理していれば三塁にまでやることはなかったかも知れない。動きの中に「がっかり感」が現れていて、そんな空気がラロッカのダメ押し3ランに繋がっていったような気がする。矢野はいつでも絶対に気持ちを切ってはいけない立場にあるのだ。
この日も井川は良かった。ただ審判との相性というか、右打者のインコースが厳しかったので、そこは見せ球にする組み立てで、テンポ良く凡打を打たせていた。それにしても広めのゾーンに慣れかけてくると、この日の佐々木球審はえらく辛く感じた。その中では相当良い出来だったと思う。
あえて弁護してみよう。ついてなかった。6回ウラ、二死一塁で井川の打席。2−1からかすったような打球が三塁前に転がる、井川全力疾走、惜しくもアウトでチェンジ。もしバットに当たらず三振だったら、もしもう少しでもまともな当たりだったら、7回表1球目を投げる時、井川の心拍数や尿酸値は違っていただろう。無死一塁となってラロッカのセンター前へ抜けようかというゴロを鳥谷が横っ飛び。6−4−3と渡ったが一塁はほとんど同時。どっちともとれるタイミング、この日の判定は「セーフ」。鳥谷があと一瞬早くグラブからボールを取り出せれば(ちなみに現地で見ていたRyuheyさんによれば、鳥谷の反応が一瞬遅れたという)、一塁塁審の途中まで上がりかけた右手が上まで上がっていれば…。
もちろん、エースに対してそんな甘い弁護は、逆に失礼だと心得る。たとえ同点になっても、また1点失っても、絶対に気持ちが切れたような目を見せて欲しくない。ここを突き抜けろ、井川!