2006.05.27 Saturday
何かがうごめいていそうな気配を感じる。高校野球のビジネス化、指導者を育成する体勢、軍隊的な野球の指導方法、少子化の中でのスポーツ教育…。「不祥事が最多」の背後には、根深いものがあるように思えてならない。
“アマ球界の顔”山本英一郎氏が急死。最近の「プロアマ遅すぎた接近」に貢献をした。時代を変えろという声を聞く思い。合掌。
前日の中継ぎ陣に続き、この日は打撃陣の「公休日」?。都心の渋滞を含む長時間陸路移動の試合、相手はL荒木投手コーチが「(コーチに就任した)3年間で一番いいピッチングだった」という松坂大輔。本人も「きょうはノーヒットノーランをやってもいいぐらい調子がよかった」と言うほど。いや別に手を抜いていたとかそういうんじゃなくて、なんかどだい適わないなっていう日もあるよね。早うホテル戻って寝よ寝よ。
それでも金本のセリフがいいよ。「でも、もう一回やりたい。オレの指も調子ももっと良い時にな」。真正面からの勝負大好きなチームになったもんだよ。ノムさんの時代なら、逃げて隠れてなんとか背後に回るしか活路を見いだせなかったのに(笑)。そんなこんなを感じてばかりの毎日(笑)。
それにしても本当に凄かったよ、ジャパンのダイスケ。球審のゾーンもたいがい広かったけど、それにしてもあれは打てないわ。0−2とリードされた5回表、先頭の濱中が初安打。これはまあまあ良かったが、次の片岡のはただ当てただけの打球がなぜか高く跳ね上がって一塁手カブレラの頭上を越えてライト線をコロコロ。無死二三塁となる。ここで返球をもらおうとした松坂、なぜだかおかしくてたまらないという顔で笑っている。一打同点の場面で余裕やなぁと思っていたら、突如ギアチェンジ。鳥谷、矢野、藤本を三者連続三振。もうそれが当たり前のことで、初めからわかっていたかのような投球をされた。見てる方としても力無いヘラヘラ笑いを浮かべるしかないよなぁ、ありゃ。
まさに要所を締めるジャパンのエースに対し、我が去年の右のエースは、まさに要所を緩める投球(笑)。大半の球がまあまあ良いのに、なぜか小刻みに加点される。どういうこっちゃ。まあ先制点は不運なエラー絡みでもあり、今日はあまり責める気にもなれないね。今後の並び次第では、また甲子園でダイスケライオンズとあたるかも知れないから、次は負けないようなピッチングをしてちょうだい。あんまり想像つかないけど(笑)。
一方、6回から3イニングスを投げた太陽が被安打2、奪三振6のゼロピッチング。こんな完敗の中にも収穫があるんだからありがたいね。
ジェフが戻り、安藤が戻り、金澤が戻る。ローテでは、杉山、江草、福原、オクスプリングあたりがビシッとしたところを見せられないでいる。下からは突き上げられ、上にチャンスが転がる状況。ここはどうしても目を引くような結果が欲しい。ちなみにこの太陽という男、今までこういう局面でことごとく結果を出せない男だった。
この日良かったのはストライクゾーンを広く使えたこと。ワイドな審判のゾーンを活用し、スライダーのボールを振らせた。また課題でもある高く行ってしまう直球を「武器」として活用しながら、フォークを良いところに落とし、高低でも狙いを絞らせなかった。この方針は、今後も必ず役に立つ。矢野が良い組み立てをしたね。
ただ、本当の本物のハードルは、次なんだ。この日の登板は落とすためのテストで、なんとかギリギリでひっかかったに過ぎない。これでようやく本番のテストを受けられる。いや、太陽にとってはこれから全部が一つも落とせない本番なんだね。失うものはないんだから、この日のような必死な顔で食らいついていけよ。
“アマ球界の顔”山本英一郎氏が急死。最近の「プロアマ遅すぎた接近」に貢献をした。時代を変えろという声を聞く思い。合掌。
前日の中継ぎ陣に続き、この日は打撃陣の「公休日」?。都心の渋滞を含む長時間陸路移動の試合、相手はL荒木投手コーチが「(コーチに就任した)3年間で一番いいピッチングだった」という松坂大輔。本人も「きょうはノーヒットノーランをやってもいいぐらい調子がよかった」と言うほど。いや別に手を抜いていたとかそういうんじゃなくて、なんかどだい適わないなっていう日もあるよね。早うホテル戻って寝よ寝よ。
それでも金本のセリフがいいよ。「でも、もう一回やりたい。オレの指も調子ももっと良い時にな」。真正面からの勝負大好きなチームになったもんだよ。ノムさんの時代なら、逃げて隠れてなんとか背後に回るしか活路を見いだせなかったのに(笑)。そんなこんなを感じてばかりの毎日(笑)。
それにしても本当に凄かったよ、ジャパンのダイスケ。球審のゾーンもたいがい広かったけど、それにしてもあれは打てないわ。0−2とリードされた5回表、先頭の濱中が初安打。これはまあまあ良かったが、次の片岡のはただ当てただけの打球がなぜか高く跳ね上がって一塁手カブレラの頭上を越えてライト線をコロコロ。無死二三塁となる。ここで返球をもらおうとした松坂、なぜだかおかしくてたまらないという顔で笑っている。一打同点の場面で余裕やなぁと思っていたら、突如ギアチェンジ。鳥谷、矢野、藤本を三者連続三振。もうそれが当たり前のことで、初めからわかっていたかのような投球をされた。見てる方としても力無いヘラヘラ笑いを浮かべるしかないよなぁ、ありゃ。
まさに要所を締めるジャパンのエースに対し、我が去年の右のエースは、まさに要所を緩める投球(笑)。大半の球がまあまあ良いのに、なぜか小刻みに加点される。どういうこっちゃ。まあ先制点は不運なエラー絡みでもあり、今日はあまり責める気にもなれないね。今後の並び次第では、また甲子園でダイスケライオンズとあたるかも知れないから、次は負けないようなピッチングをしてちょうだい。あんまり想像つかないけど(笑)。
一方、6回から3イニングスを投げた太陽が被安打2、奪三振6のゼロピッチング。こんな完敗の中にも収穫があるんだからありがたいね。
ジェフが戻り、安藤が戻り、金澤が戻る。ローテでは、杉山、江草、福原、オクスプリングあたりがビシッとしたところを見せられないでいる。下からは突き上げられ、上にチャンスが転がる状況。ここはどうしても目を引くような結果が欲しい。ちなみにこの太陽という男、今までこういう局面でことごとく結果を出せない男だった。
この日良かったのはストライクゾーンを広く使えたこと。ワイドな審判のゾーンを活用し、スライダーのボールを振らせた。また課題でもある高く行ってしまう直球を「武器」として活用しながら、フォークを良いところに落とし、高低でも狙いを絞らせなかった。この方針は、今後も必ず役に立つ。矢野が良い組み立てをしたね。
ただ、本当の本物のハードルは、次なんだ。この日の登板は落とすためのテストで、なんとかギリギリでひっかかったに過ぎない。これでようやく本番のテストを受けられる。いや、太陽にとってはこれから全部が一つも落とせない本番なんだね。失うものはないんだから、この日のような必死な顔で食らいついていけよ。