2006.06.18 Sunday
藤久問題でくすぶった火種は、外国人枠問題、DHライト問題に飛び火し、セカンド問題や若手問題にまで発展したりするのだろうか。負けがかさむとどうしても首脳陣の求心力は低下する。そう言う時こそ、方針を明確にし、コミュニケーションを密にする必要がある。
今岡、矢野、赤星が死球を受けて、他にも金本らに際どい球がいくつか。本当にやめて欲しい。前日はスペンサーが、この日はグラボースキーが、内角球を見逃し三振して、不満な顔をしていたが、アメリカはストライクゾーンを外にずらすことで死球禍を減らしている。日本の「ぶつけてしまっても、そこを攻めなきゃ抑えられない」という理屈は、ある意味ローカルルールであることを認識して、解決すべきだと、ことあるたびに言い続けたい。
死球の今岡の代わりに入った片岡が、守備で軽やかな動きを見せていた。体が切れている感じ。バットも前よりはスムーズに出ている様子。
濱中も打席の雰囲気が良くなってきた。ボールの見極め、積極性、バットの出方良し。
四球四球…金本のイライラがピーク。急募!金本の後ろを打てる人。金本を歩かせたことを悔やませることのできる人。
で、何点リードまでJFK使うの?4点は確かに微妙だけど、5点以上なら使わないよね。ぼちぼち意識的に休ませることも必要なので、4点でも別パターンでいいんじゃない?たとえば、7回は桟原で行くとかね。もちろんピンチを作ってしまえば、能見も金澤も動員したら良いし、それこそいざとなったらジェフを出しても良いんだし。そうやって、1回かせいでやってJFKの1枚を浮かせてあげたり、JFK完全休養の4点差以上勝利を作ったりして欲しいね。そんくらいの度胸がないと、「細心」だけじゃ連覇できないと思うよ。
もっとも昨日のは藤川と清原をぶつけるための演出だったのかな?本人たちも多少は気合が入るだろうし、見ている人も喜ぶだろうし。もう当たり前のようにオール直球で、結果は清原大健闘の普通のセンターフライ。
ダーウィンに代わって登録されたオクスプリングが即先発。6回を3安打1失点。盗塁される、走者を気にする、崩れるのパターンが解消できたのかどうかを、確認する場面もなかった。
カーブが低めにカチッと決まっていたので、打者が前後に重心をずらされた。これが一番大きかった。もちろんベースになる直球の制球もまずまず、カットボールなどの半速球系も効いた。あとは投球間隔が短くなればもっと良いね。
今シリーズの目玉商品、林が中盤で勝負を決める第1号3ランと、ダメ押しの第2号ソロ、HR2発で文句なしのヒーロー。
特に1本目が良かったねぇ。4回表、今岡四球、濱中フルカウントからの外角低め直球をザ・ハマナカのライト前ヒット、スタートを切っていた今岡一気に三進。ライトのグラボースキーは強肩だが、打球のコースを見て一気に行かせた吉竹コーチ、好判断。というか、あのタイミングで迷わせる今岡の脚の方が問題だけど、よく走ったから許す(笑)。
林は第一打席からしっかり振れていた。ただ見た目と違うBs先発オバミュラーの直球の勢いに押し込まれてしまった。しかし無死一三塁のこの打席で、しっかりタイミングを修正しているのが林の非凡なところ。カウント1−3からストライクを取りに行った大好物の真ん中高めの直球を、力まずに捉えた。打った瞬間、あっという間のどでかい一発。金本のハンマーでぶちのめすようなHRでもなく、今岡のテニスラケットで運ぶようなHRでもなく、林のHRは、細くて長ーい硬質ゴムの棒で引っぱたくような、または日本刀でボールを真っ二つに切るような「しなり」「切れ味」を感じる。
二軍戦で、フルスイングを思い出して戻ってきた。ファーム行きを上手く生かした好例は、首脳陣を勇気づけただろう。起用をめぐってグズグズする前に、常にもらったチャンスでベストを尽くしなさいということだ。
今岡、矢野、赤星が死球を受けて、他にも金本らに際どい球がいくつか。本当にやめて欲しい。前日はスペンサーが、この日はグラボースキーが、内角球を見逃し三振して、不満な顔をしていたが、アメリカはストライクゾーンを外にずらすことで死球禍を減らしている。日本の「ぶつけてしまっても、そこを攻めなきゃ抑えられない」という理屈は、ある意味ローカルルールであることを認識して、解決すべきだと、ことあるたびに言い続けたい。
死球の今岡の代わりに入った片岡が、守備で軽やかな動きを見せていた。体が切れている感じ。バットも前よりはスムーズに出ている様子。
濱中も打席の雰囲気が良くなってきた。ボールの見極め、積極性、バットの出方良し。
四球四球…金本のイライラがピーク。急募!金本の後ろを打てる人。金本を歩かせたことを悔やませることのできる人。
で、何点リードまでJFK使うの?4点は確かに微妙だけど、5点以上なら使わないよね。ぼちぼち意識的に休ませることも必要なので、4点でも別パターンでいいんじゃない?たとえば、7回は桟原で行くとかね。もちろんピンチを作ってしまえば、能見も金澤も動員したら良いし、それこそいざとなったらジェフを出しても良いんだし。そうやって、1回かせいでやってJFKの1枚を浮かせてあげたり、JFK完全休養の4点差以上勝利を作ったりして欲しいね。そんくらいの度胸がないと、「細心」だけじゃ連覇できないと思うよ。
もっとも昨日のは藤川と清原をぶつけるための演出だったのかな?本人たちも多少は気合が入るだろうし、見ている人も喜ぶだろうし。もう当たり前のようにオール直球で、結果は清原大健闘の普通のセンターフライ。
ダーウィンに代わって登録されたオクスプリングが即先発。6回を3安打1失点。盗塁される、走者を気にする、崩れるのパターンが解消できたのかどうかを、確認する場面もなかった。
カーブが低めにカチッと決まっていたので、打者が前後に重心をずらされた。これが一番大きかった。もちろんベースになる直球の制球もまずまず、カットボールなどの半速球系も効いた。あとは投球間隔が短くなればもっと良いね。
今シリーズの目玉商品、林が中盤で勝負を決める第1号3ランと、ダメ押しの第2号ソロ、HR2発で文句なしのヒーロー。
特に1本目が良かったねぇ。4回表、今岡四球、濱中フルカウントからの外角低め直球をザ・ハマナカのライト前ヒット、スタートを切っていた今岡一気に三進。ライトのグラボースキーは強肩だが、打球のコースを見て一気に行かせた吉竹コーチ、好判断。というか、あのタイミングで迷わせる今岡の脚の方が問題だけど、よく走ったから許す(笑)。
林は第一打席からしっかり振れていた。ただ見た目と違うBs先発オバミュラーの直球の勢いに押し込まれてしまった。しかし無死一三塁のこの打席で、しっかりタイミングを修正しているのが林の非凡なところ。カウント1−3からストライクを取りに行った大好物の真ん中高めの直球を、力まずに捉えた。打った瞬間、あっという間のどでかい一発。金本のハンマーでぶちのめすようなHRでもなく、今岡のテニスラケットで運ぶようなHRでもなく、林のHRは、細くて長ーい硬質ゴムの棒で引っぱたくような、または日本刀でボールを真っ二つに切るような「しなり」「切れ味」を感じる。
二軍戦で、フルスイングを思い出して戻ってきた。ファーム行きを上手く生かした好例は、首脳陣を勇気づけただろう。起用をめぐってグズグズする前に、常にもらったチャンスでベストを尽くしなさいということだ。