2012.10.15 Monday
今週は引き続き投票募集中。
【週間MVP】
6金本 顔で笑って心の中は?見事な引退晴れ舞台
14能見 3試合打者9人から7奪三振でタイトル獲得
54メッセ 見事な8回ピシャリで花試合を演出
投票・詳細はこちらから→ http://torabaka.jp/archives/4256475.html
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クライマックスシリーズはセパともに3戦目にもつれる。ええこっちゃ(お気楽)。どっちも常連チームの球場で開催だが、ほぼいっぱい(33,918/33,921人)発表の西武ドームに比べると、ナゴドの方は少し空席が見えた(33,852/38,414人)。シーズン終盤の盛り上がりの差なのか、何なのか。試合展開とは別に、球場の熱量も西武ドームの方が熱く感じられた。
産経関西のサイトにある【田所龍一の虎の見聞録】というコラムは毎回面白い。以前ここに書いた「トラ番記者が見た! 阪神タイガース事件の真相」という本にも執筆しているベテラン元虎番。今回は、今のベイスターズと、昔大洋ホエールズであったことの話。
「来季は最下位脱出だ!」気になる中畑監督の本気度
主題は二つ。一つは、古葉監督のこの言葉。
「強いチームかどうかは、レギュラーの中にどれだけ生え抜きのドラフト上位の選手がいるかで分かる。それは編成と育成がしっかりかみ合っている証拠」。
そしてもう一つは、今の高城と、かつての谷繁の話。
今、阪神タイガースは、古葉監督の金言に照らせば分水嶺に立っている。「編成のやったことは失敗だった」というスタートから入ると、それを埋め合わせる動作が入り、しばらくは動いたことによって縛られる。理想の形へのスタートが先送りになる。
それよりは、多少の不満があろうとも、地道に好転サイクルを模索していく方が建設的だ。補強はあってしかるべきだが、好転サイクルを維持させるために存在しなければ意味がない。
そしてチームの要、正捕手。投手を、チームを、試合をリードしていく器を作ること。素材を選び、時間を掛けて育て上げること。軽んじすぎていたこのポイントにどうメスを入れるかなのだが、今のところ漏れ伝わるコーチ人事からは、その決意、覚悟が伝わってくることはない。とても不満な点だ。